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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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決算審査特別委員会−3

商工費
1.⑴、観光費の苫小牧クルーズ振興協議会補助金に関して。
  最初に申し上げておきますが、私はクルーズ船の誘致に反対ではありません。昨今、中国や東南アジアなどからクルーズ船の寄港が各港で大きな経済効果を生んでいると言うニュースを聞きます。苫小牧市でもご多分に漏れず振興協議会に100万円の補助金を支払って対応している訳です。
  ただしかし、果たして苫小牧港はクルーズ船の入港に適しているのか、確認をしたいと思います。まず、第1点は苫小牧港は出入港が多い港です、自然港ではありませんから狭く、そういう意味では非常に混み合っている港です。クルーズ船となりますと、客船ですから、この船が出入りする場合、他の船は総て通行をストップしなければならないのではないか。そういう意味では定期フェリーも同じですが、定期のフェリーがあれだけ多くの出入りがある中、その間、他の船は総てストップしなければなりません。そういう中でさらにクルーズ船を迎え入れるということに無理はないのか。苫小牧港の工業流通港という北海道の物流を支える本来の港の性格からいって問題がないのかお尋ねいたします。
⑵,たまたま今日のニュースで室蘭市がアメリカの船会社4社に対して13万トン以上のクルーズ船の誘致活動をするということが報道されておりました。クルーズ船は大型の客船が多いのですが、以前室蘭港に大きな客船が入ろうとしましたが、白鳥大橋の下を通るのは危険だという理由で崎守埠頭に接岸いたしました。室蘭港は昔から水深16mの岸壁が港の一番奥の新日鉄埠頭にあります。かなり大きな船が接岸できる港なのにそのような回避する位大きな船だったと言うことでしょう。そこで苫小牧港ではどのくらいの船が入ることが出来るのでしょうか。例えばフェリーなども苫小牧港は200m以下と言うことで、船会社も200mを超える船はあるのですが、敢えて苫小牧用に197mだとか、200mを少しだけ切る長さの船を運航していると思います。どのくらいの船まで入港できるのか、それ以上の船は入港できないのかお尋ねいたします。
⑶,今まで答弁を聞いていますと、果たして苫小牧港はクルーズ船の入港に適しているのかと言う疑問がわきます。北海道がいろいろな生活物資など、例えばガソリンや冬の間の灯油はシーバースがあるのでいいのかもしれませんが、北海道の移出入の約半分を担っている港ですから、どうあってもその機能は守って行かなければならない、そういう制約の中で超大型船は入港できず、5万トン級、船長が二百数十m以下のクルーズ船の誘致と言うことが苫小牧港のあり方だと思うがいかがでしょうか。
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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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