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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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2017.9議会一般質問−7

3.制度導入後の課題
 ⑴.予防接種について−1
 私は子宮頸がんワクチンに疑問を感じいろいろな方向から質問して来ましたが、そのうちにワクチンそのものへの疑問が湧いて来ました。入り口は子宮頸がんワクチンですが、それを通じていろいろな薬害の患者さんとお会いし、お話を聞き、自ら勉強もしてきました。そこで思うのは確かに市長が言うようにワクチンに副反応はつきもの。ですが病気を治療するために起こった被害ではなく、すこぶる元気だった人に負わせてしまう被害ですから、ワクチンの副反応被害は最大限最小でなければならない。そこに抜かりがあっては公衆衛生の信頼が失われます。
 昨年10 月から導入されたB型肝炎ワクチンは乳児への接種ですから、その両親の理解によるところが大きく、物言えぬ赤ちゃんに対しより配慮をする必要がある事業だという認識を持たなければなりません。そこで一つ目の質問ですが、B 型肝炎の感染経緯と感染経路、どうやって、どんな方法で感染すると云われているのか。そして過去からB型肝炎の増減がどのような推移を辿ってきているのかを説明してください。(B型肝炎に感染した血液等に接触した場合。経路はB型肝炎の母親から生まれた子供への母子感染『垂直感染』とそれ以外の水平感染がある。母子感染防止事業以降激減し、水平感染が多くなっている)
 1964年米国大使ライシャワー氏が暴漢に刺され、手術の際の輸血がもとで肝炎を発症、その後この事が「ライシャワー事件」と呼ばれ、日本の医療制度に大きな影響を与えました。この事件がきっかけとなって民間の血液銀行がおこなっていた売血制度が見直され、赤十字の献血運動が広がることとなりました。加えてC型肝炎やエイズの影響もあり、1972年に輸血や血液製剤のスクリーニングが開始され、この段階で輸血後肝炎がほぼ征服されました。
 もう一つは肝炎キャリアの母親から出産時に子供に感染していた垂直感染。この予防措置として、母子感染事業が1986年に始まり、現在はほぼ100%近く感染を防ぐことができるようになりました。日本ではワクチンの導入はせずとも感染を防ぐ賢い方法が、国・厚労省の指導によって行われていた訳であります。厚労省のHPにあるファクトシートにも『現在の日本の急性B型肝炎患者の年齢を見ると14歳以下の小児又は70歳以上の高年齢層の報告数が少ない、これらのことに鑑み今後のB型肝炎対策は母子感染予防処置の徹底と水平感染、特に性交感染対策の強化が肝要である』と書かれています。そこで日本でB型肝炎ウィルスによる小児の肝炎がどれくらいあるのか教えて下さい。(100万人に250人0.025%)
 2010年の感染症発生動向調査では5年の間に10歳以下の年齢層で、男女合わせて約20人、バラツキはありますが平均すると一年間に男女2名の割合で急性肝炎の報告があったということです。大体10歳までの人口は1000万人超。文字通り感染症の完全撲滅を目指した母子感染防止事業の成果であります。
 ファクトシートにも、我が国の疫学状況(及び諸外国における状況、国内との比較)と云う項目で『WHOは5歳児のHBVキャリア率(実用的にはHBs抗原陽性率など)を B 型肝炎の疫学状況の指標とし、これが2%以下である場合、その地域のB型肝炎はコントロールされているとみなしている』とあります。日本では2%のレベルのはるか下でありWHOの基準は既にクリアしています。
 それでは接種費用についてお尋ねいたします、1回にいくらで、3回打つ必要がありますから3回でいくらでしょうか。(約24,000円)
 大雑把ですが約8000円が一回接種にかかる計算です。それに対し厚労省作成の「B型肝炎ワクチン作業チーム報告書」に「ワクチン接種費用が1回あたり1868円以下であればワクチン接種が増えたとしても費用対効果があると考えられる」とされていますが、大体費用対効果のラインの3倍以上になりますが、公的プログラムの場合は人命優先的な配慮があるかと思いますので、いくらかかろうが、費用対効果はあまり重要視されていないのかも知れません。
 フランスでは1994年から幼児とキャッチアップとして10代の生徒に一律なキャンペーンを始めましたが1996年までに200例の中枢神経の脱髄性疾患が報告され、キャンペーンを中止にしたと作業チームの報告書に書かれています。
 それでは乳児のアレルギーの有症率を教えて下さい。(アトピー性皮膚炎13%、食物アレルギー10%)

 総務省の刊行物である「乳幼児の食物アレルギー対策に関する実態調査」に、食物アレルギーの年齢別の有病率は「乳児で約5〜10%、幼児で約5%、学童期以降が1.5〜3%と考えられる」とされており、乳幼児の有病率は小学校就学後の児童生徒と比べ高くなっています。人間の生涯の時期で、乳児が最もアレルギー率が高いのが特徴です。2012年に東京都調布市の小学校で食物アレルギーを有する児童が学校給食終了後にアナフィラキシーショックの疑いにより死亡する事故が発生したことを受け、その後厚生労働省はアレルギーに対する素早い対応、注意喚起を促し現在に至っています。
 今回導入されるワクチンは二種類、日本の化血研が出している「ビームゲン」とMSDの「ヘプタバックスII」です。問題は両方のワクチンが遺伝子組み換え酵母由来の不活化ワクチンであるということです。二つの薬剤は酵母アレルギーを持つ人には接種できません。「ヘプタバックスII」はバイアルのゴム栓には乾燥天然ゴム(ラテックス)が含まれている。ラテックス過敏症のある被接種者においてはアレルギー反応が現れる可能性があるため十分注意することと、但し書きがあります。それを生後2カ月の人間にとって一番アレルギーの出現する乳児に接種しようとしている訳です。そこで質問しますがB型肝炎ワクチンのアレルギーにおける注意事項はどうなっているのでしょうか。(ヘプタバックスの予診票にラテックス過敏症の質問事項がある。全ての予防接種で共通しているがアレルギーがある場合は医師と相談するよう説明している)
 B型肝炎ワクチン作業チーム報告書の最後に「現在用いられているワクチンは酵母を用いた組み換えワクチンのみであり、酵母アレルギーを持つ者には用いることができない。従って製造法が異なるワクチンの開発が必要である」と書いてありますが徹底して欲しいものです。
 生後2ヵ月の乳児がアレルギーを持っているなど親御さんや接種する医師も知らないのが当たり前と云う視点に立たないと乳幼児の事故は防ぐことが難しい。米国のワクチン有害事象報告制度では子宮頸がんワクチンのガーダシルが死亡者数234例に対して、B型肝炎ワクチンは死亡者数1077例の内832例、約 80%は3歳以下の死亡です。その中身を見ると圧倒的に接種後すぐ、少なくとも数日中に死亡している。生後2か月から8か月で三回接種することが標準的な接種として推奨されています。B型肝炎ワクチンは、100キロを越す大人にも一回0.5mlを三回、生まれたての3〜5キロに満たない乳児にもその半分の量である0.25mlを三回接種する事業です。
 そこで質問ですが、これらのことをどう接種者に周知していくのか教えて下さい。親がタダだからワクチンを接種するという選択でなく、本当に必要なものか、物言えぬ子どもの立場に立った選択こそが必要だと言えます。 ワクチンを安心して接種するための仕組みを考え直す時かもしれません。(定期接種実施要綱に示されている内容に基づき予診票やしおりを製作している。保護者には効果及び副反応を理解して、同意を得た限り接種している)
 以上のことからB型肝炎ワクチンは危険性を大きくはらんだワクチンであり、今後の接種状況を注視していかなければなりません。そこで最後にお尋ねしますが昨年以来副反応被害、及び因果関係を否定できない方が日本全国で、また道内に、そして苫小牧でどんな数字になっているのかお尋ねいたします。(1名いましたが、現在は回復しています)
 昨年から始まった予防接種事業ですが、もうすでに副反応の疑いがある子供が苫小牧にいます。子供が生まれる時、親はいろいろな心配を抱えて出産にのぞみます。そして無事産まれて安堵する。しかしその直後、将来無事であれと思い打ったワクチンが子供の将来に暗い影を落とす。今回の苫小牧の赤ちゃんは大事に至らなかったかもしれないが、万が一の時は導入を決めた市及び議会も責任がある。そのことを肝に命じて慎重に取り扱って欲しいと思います。(池田としえ日野市議の質問を元に)
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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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