「さくら」通信
苫小牧市議会議員桜井忠のブログ
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阪神大震災20周年
神戸の震災が20周年ということでいろいろとマスコミもこの話題に取り組んでいます。
私たちは、神戸の震災を見た時はこれ以上の震災は、私の生きている限りないだろうと思っていたが、4年前の東日本大震災が20年もたたずにあった。まことに災害は何時やってくるか分らず、その備えは万全にやっておかなくてはならない。
神戸の震災は私が市議会議員になる直前に起きました。当時神戸市は大変な惨状であり市役所の建物も被災していた。そこでしばらくは全国からの視察は受け付けないということだったので、我々初当選した議員3人(会派春風)は伊丹の自衛隊に視察に行きました。その時、特に話題にしたことが自衛隊の出動でした。
ご承知の通り、自衛隊の災害出動は、あくまでも自治体から出動要請があって出番が来る。当時の神戸はアメリカ艦船が入港するときに、国に核兵器の搭載を確認する、いわゆる「神戸方式」を押し進めるなどに見られるように、反体制的な、特に自衛隊との関係は冷えていた。ですから自衛隊は大災害と知りながら出動できずに、何時出動要請があっても良いように体制を整え、自衛隊機を飛ばして「偵察」を行なっていた。確認したところ正確ではないがそれによって約半日のロスがあったようです。
災害が発生した場合、何より大切なのは人命を早く助け出すということ。この半日の遅れによってどれだけ多くの命が救えたのかと考えると、首長の責任は重い。そういう意味で当時の市長が亡くなる直前に、「時間が経っても国の支援体制が当時とあまり変わらない」ことに疑念を表明していたが、私はそれには同調しかねる。彼の判断の逡巡こそ指弾されるべきである。
私が市長の時、その時の事、また出光のタンク火災などもあったため、自衛隊退職者を危機管理室に嘱託として採用した。有事の時、自衛隊関係者と名刺交換から始まらなくても、即自衛隊と、市の間に入ってスムーズに事が進むようにである。
いろいろと神戸の震災は、その問題点が苫小牧市に活かされてきた。それでも東日本大震災では新たな対策が示されている。しかし大切な事が一つ一つ進んで行く事は悪い事ではない。きっと被災され、犠牲になられた方々もその事によって報われるのではないだろうか。
私たちは、神戸の震災を見た時はこれ以上の震災は、私の生きている限りないだろうと思っていたが、4年前の東日本大震災が20年もたたずにあった。まことに災害は何時やってくるか分らず、その備えは万全にやっておかなくてはならない。
神戸の震災は私が市議会議員になる直前に起きました。当時神戸市は大変な惨状であり市役所の建物も被災していた。そこでしばらくは全国からの視察は受け付けないということだったので、我々初当選した議員3人(会派春風)は伊丹の自衛隊に視察に行きました。その時、特に話題にしたことが自衛隊の出動でした。
ご承知の通り、自衛隊の災害出動は、あくまでも自治体から出動要請があって出番が来る。当時の神戸はアメリカ艦船が入港するときに、国に核兵器の搭載を確認する、いわゆる「神戸方式」を押し進めるなどに見られるように、反体制的な、特に自衛隊との関係は冷えていた。ですから自衛隊は大災害と知りながら出動できずに、何時出動要請があっても良いように体制を整え、自衛隊機を飛ばして「偵察」を行なっていた。確認したところ正確ではないがそれによって約半日のロスがあったようです。
災害が発生した場合、何より大切なのは人命を早く助け出すということ。この半日の遅れによってどれだけ多くの命が救えたのかと考えると、首長の責任は重い。そういう意味で当時の市長が亡くなる直前に、「時間が経っても国の支援体制が当時とあまり変わらない」ことに疑念を表明していたが、私はそれには同調しかねる。彼の判断の逡巡こそ指弾されるべきである。
私が市長の時、その時の事、また出光のタンク火災などもあったため、自衛隊退職者を危機管理室に嘱託として採用した。有事の時、自衛隊関係者と名刺交換から始まらなくても、即自衛隊と、市の間に入ってスムーズに事が進むようにである。
いろいろと神戸の震災は、その問題点が苫小牧市に活かされてきた。それでも東日本大震災では新たな対策が示されている。しかし大切な事が一つ一つ進んで行く事は悪い事ではない。きっと被災され、犠牲になられた方々もその事によって報われるのではないだろうか。
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プロフィール
HN:
桜井忠
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身
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