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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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代表質問 1.将来へのまちづくり⑹

⑹.中心市街地の再開発について
 中心市街地の再開発の問題で、特に駅周辺の再生について、私は結論から先に言うと、これ以上駅周辺のために予算を投入するべきでないとの考え方で質問いたします。
 まず、市からいただいた数字ですが1985年、つまり現在の苫小牧駅舎が出来て間もない頃ですが一日の乗車人数が4389人、それが2014年には3553人で約800人程減っています。さらに言うと1980年の数字が4786人ですから、斬減傾向にあることが分ります。それに対して36号線中心部の通行量は平日の朝7時から午後7時迄の12時間で1985年28,505台、現在は同じ場所での統計がありませんので統計のある2005年の数字で31,442台ですから3千台近く増えています。これも毎年増加しています。つまり駅を利用するものは減り続け、反対に車を利用するものが増えている訳です。
 このような数字を見ていくと、利用しなくなった駅を利用させ、駅前に賑わいを取り戻すことが如何に大変なことか分ります。それならば却って36号線を利用する者は日中の12時間だけでも10倍の通行量があるのだから、この車を何とか止めて、昼食を取っていただいたり、休憩をしていただくようにすることが現実的でないかと思います。
 幸い東小学校を東中の敷地に移転して、跡地に市民ホールなどの建設が噂されております。そこの駐車場を広く取って道の駅などを併設してはどうでしょうか。ウトナイの道の駅は空港の24時間化のため、あの場所に作るのはやむを得ぬこと。それとは別に市内中心部に自動車を利用する観光客を呼び込む拠点として車を止めさせ、その観光客を道の駅に留まらず、まちなかに誘導するようにするべきだと思いますがいかがでしょうか。
 私はノスタルジックに駅前の再生を願う気持ちは分らないではありませんが、現実問題として駅の利用が延びない中で再生は難しい。それよりも車社会の中、多く通過する36号線の車両を中心部に近いところで止めさせ、街に誘導する、少なくとも同じお金を使うなら、そちらに財政的資源を投入する方が苫小牧の発展につながると思うのですがいかがでしょうか。
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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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