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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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議員定数 2

 定数問題と議員報酬の問題がゴチャゴチャに語られますが私は前記のように市政のチェック機能をきちんと果たし、若い有意な人も出易い環境で民意を反映していくという意味からは何でも減らすというのではなく、どのような体制がいいのか考えなければならないと思います。私はそれには2つの選択肢があると思います、それは
⑴.議員を常勤化し議員活動を充実させる、そのために生活を保障できる議員報酬を払うが定数を大幅に削減する。
⑵.議員報酬を大幅に削減しボランティア化するがチェック機能を確保するため定数は一定程度確保する。
この2つです。
 ただ、⑵番はいろいろな経験をつんだ市民、いろいろな層を代表する市民が参画するという意味でそれぞれ生活は各自生業を持った上で活動するので、議会は夜間議会(例えば18時〜22時開会)をその分日数を掛けて実施しなければならないでしょう。そうなると現状の制度の中でこれを実施すると職員の時間外勤務が大幅に増え、議員報酬を削減した何倍も議会対策費がかかるということになり、当初の目的を果たせません。ですから私は現実的には⑴番を選択するしかないと考えております。しかし⑴番にしても俄に専業化できるかといってもそう簡単ではありません、今までこの性格がはっきりせず、専業と企業所属とそれぞれのタイプの方がいます。しかし現在どちらのタイプが多いかと言うと圧倒的に専業議員になってきております。
 さてしからば何人が良いのかということですが、私が学生時代に「シティマネージャー制度」の中で米国の都市によっては定数を10人前後にして成果(経費削減効果ではないが)を上げていることを学びましたが、苫小牧市の現行制度上4つの常任委員会が規定されています、本会議は華ですが議論を深めるのは委員会の活性化です。そう考えると委員長が議事を裁きますから委員が最低でも4〜5人位いなければ議論が活性化しないのではないか。そうなると1委員会に委員長を含めて5〜6人、4つの委員会で20〜24名というのが良いと考えます。
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貴殿の(2)に賛成です。基本的には米国のようにボランテイアで有るべきでしょう。常勤化しても成果が上がるとは思えません。社会経験を持った人がその経験を生かして行政をチェックするのが精々でしょうね。勿論夜間議会実施の工夫は必要でしょう。
  

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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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