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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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市長と共産党

今議会は懲罰委員会と言う議会始まって以来のことがあったが、それ以前に、と言うよりもその引き金になった市長と共産党のやり取りがあった。
 その前に市長について思い出して欲しいのだが、最初の選挙の時、厳しい組合批判をしていたので多くの保守系の支持者は市長に期待して応援しました。しかし当選すると全く選挙のときの生きの良さは影を静め、私の時にほぼ決まっていたゴミの有料化もしない、勿論それには市長なりの理由があったものと思いますが結果はそうだった。しかし2期目の選挙の時、相手は市職労出身者、市長はまたもや組合批判を繰り返しました。一時は離れかけた支持者も「今度こそやってくれるのではないか」と期待して応援しました。しかし当選するとまたもや同じ、どうも市長は選挙の相手を厳しく批判するという面があるようです。
 今回は市職労出身者(民主)は出ずに、共産党が対抗馬です。その共産党にたいして、市長は事務所開きの挨拶の中で痛烈に批判しました。主旨として「意図的な反対者で今迄遅れた行革がいくつあるのか、損失はいくらなのか考えて欲しい」ということだったと思います。それはすぐに共産党議員に伝わったようで、一般質問の中でそれはどういうことかと迫りました。それに対して市長は「胸に手を当てて考えて欲しい」と名指しこそ避けましたが、聞いている者にとっては共産党のことを言っていると分る内容でした。
 でもちょっと待って欲しい、冷静に考えてください。今迄共産党は反対することはありました。しかし、それは我々多数を占めている議員が通さずに、否決してきたではありませんか。多くの市長を何とか支持していこうという議員が体を張って阻止してきたことをお忘れだろうか。また反対してきた共産党の議員も支持者がいる、それら自らを支持してくれる方々に正直にあるということが議員の資質として大切なこと。だから反対の考えがあっていいのです。市長が言った言葉は翻訳すると「私と同じ意見になれ」と聞こえました。それはファッショです。
 議員は市長との違いは1人ではなく、ある程度市民の意見が通るように複数です。執行者である市長は1人、しかしそれを決める議員は各方面の声を伝えるために複数である点、当然反対意見があることはお認めになって、自らの意見の正しさを主張して欲しいものと思います。
 市長選は挑戦者ではありません。現市長です。堂々と今まで行なってきた政策の正しさを主張してください。私も市長に対して辛口の支持者として、例えば子宮頸がんワクチンの問題など自らの主張が正しいと思うものでは市長に反対していこうと思っていますので。
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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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