「さくら」通信
苫小牧市議会議員桜井忠のブログ
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一般質問.2
2.子宮頸がんワクチン被害
先週、日本医師会が「H P V ワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き」を発表しました。テレビや新聞のニュースでも大きく報道していましたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
私は昨年一般質問において、子宮頸がんワクチンの副反応に悩む子供達の現実を訴えた際、国で指定病院とされている(例えば札幌医大)病院で診察した場合であっても、診察した医師から詐病扱いされ、
「どこも悪くない、お子さんを甘やかしているのではないか、他の症例をネットで見てまねをしている、精神科を紹介するからそちらにかかってくれ。」
と言われ、精神科では当然子宮頸がんの副反応であるのに、そうではない病名を付けられ、沢山の薬を出される、当然それが効かないからとさらに別の薬を出される、という事例のことを質問で発言しましたが、他の議員から議事進行をかけられ、「精神科に回され、薬漬けにされる」という発言は問題があるとのことで、全会派一致で議事録削除となりました。
しかし、私は一般的なことを言ったのではなくて、事実そのように言われ傷ついている親子が大勢いることを訴えたかったので、私には納得できない処置だと思いますが、そもそもこのような事例を生んだ原因の第一は国が副反応は「心因性」であるとしたことが「ワクチンに原因はなく、心の問題」=詐病扱いされたことによります。
それが今回の「手引き」では、「心因性」では片付けられない問題であることが明記されました。そこで永らく子宮頸がんワクチン副反応の問題に中心的に携わってきた、池田としえ日野市議会議員(全国子宮頸ガンワクチン被害者連絡会事務局長)の書いた文章を、私と全く同じ意見ですので、例に挙げさせていただきます。
『私のガイドラインに関する感想は下記の通りです ↓
桃井座長の下で決定された「心因性」と云う言葉が詐病であるかのような誤解を生じさせ、現場では患者が二重、三重の苦しみの中に現在もいます。
例えば、厚労省の指定病院の一つである大阪の阪大病院の専門担当医は、「私は同じような症状の子供たちを数十人と診察しているが全て心の問題、精神科を紹介します。いつまでも甘えていてはだめですよ!」などと、患者の心の問題として断定し、まともに取り合わない(診察しない)事例が続発、 医療不信という二次被害を受けていました。
ガイドラインができることで、 丁寧な、当たり前の臨床現場の診察が行われることを切に願い多岐にわたる症状の発現を真摯に受け止め、 早急な副反応被害救済、治療体制の整備を望みます。』
日野市議会議員 池田としえ
(全国子宮頸ガンワクチン被害者連絡会事務局長)
今回の手引きにおける見直しでは、脳の治療など、まだまだ被害者が思うような内容ではありません。しかし、少なくても「心因性である」とした厚生労働省の見解が覆されて、ワクチン被害があると認めたことがまずは第一歩だと思います。
しかし、私が大きな問題だと思うのは日本医師会がこのような手引きを出して「心因性だけとは言えない症例がある」と認めたのだけれども、国の医療全般を管轄する厚生労働省は以前に示した「心因性である」という見解を変えてはおりません。これでは市井で診断をし、多くの患者と直接接触する医師も混乱をしてしまいます。やはり、国もいち早く「心因性」とした見解を引っ込めて、原因解明に突進む姿勢が大切だと思いますが、市長の見解をお尋ねいたします。私は国に対して見直すように要望をするべきだとおもいますがいかがでしょうか。
先週、日本医師会が「H P V ワクチン接種後に生じた症状に対する診療の手引き」を発表しました。テレビや新聞のニュースでも大きく報道していましたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
私は昨年一般質問において、子宮頸がんワクチンの副反応に悩む子供達の現実を訴えた際、国で指定病院とされている(例えば札幌医大)病院で診察した場合であっても、診察した医師から詐病扱いされ、
「どこも悪くない、お子さんを甘やかしているのではないか、他の症例をネットで見てまねをしている、精神科を紹介するからそちらにかかってくれ。」
と言われ、精神科では当然子宮頸がんの副反応であるのに、そうではない病名を付けられ、沢山の薬を出される、当然それが効かないからとさらに別の薬を出される、という事例のことを質問で発言しましたが、他の議員から議事進行をかけられ、「精神科に回され、薬漬けにされる」という発言は問題があるとのことで、全会派一致で議事録削除となりました。
しかし、私は一般的なことを言ったのではなくて、事実そのように言われ傷ついている親子が大勢いることを訴えたかったので、私には納得できない処置だと思いますが、そもそもこのような事例を生んだ原因の第一は国が副反応は「心因性」であるとしたことが「ワクチンに原因はなく、心の問題」=詐病扱いされたことによります。
それが今回の「手引き」では、「心因性」では片付けられない問題であることが明記されました。そこで永らく子宮頸がんワクチン副反応の問題に中心的に携わってきた、池田としえ日野市議会議員(全国子宮頸ガンワクチン被害者連絡会事務局長)の書いた文章を、私と全く同じ意見ですので、例に挙げさせていただきます。
『私のガイドラインに関する感想は下記の通りです ↓
桃井座長の下で決定された「心因性」と云う言葉が詐病であるかのような誤解を生じさせ、現場では患者が二重、三重の苦しみの中に現在もいます。
例えば、厚労省の指定病院の一つである大阪の阪大病院の専門担当医は、「私は同じような症状の子供たちを数十人と診察しているが全て心の問題、精神科を紹介します。いつまでも甘えていてはだめですよ!」などと、患者の心の問題として断定し、まともに取り合わない(診察しない)事例が続発、 医療不信という二次被害を受けていました。
ガイドラインができることで、 丁寧な、当たり前の臨床現場の診察が行われることを切に願い多岐にわたる症状の発現を真摯に受け止め、 早急な副反応被害救済、治療体制の整備を望みます。』
日野市議会議員 池田としえ
(全国子宮頸ガンワクチン被害者連絡会事務局長)
今回の手引きにおける見直しでは、脳の治療など、まだまだ被害者が思うような内容ではありません。しかし、少なくても「心因性である」とした厚生労働省の見解が覆されて、ワクチン被害があると認めたことがまずは第一歩だと思います。
しかし、私が大きな問題だと思うのは日本医師会がこのような手引きを出して「心因性だけとは言えない症例がある」と認めたのだけれども、国の医療全般を管轄する厚生労働省は以前に示した「心因性である」という見解を変えてはおりません。これでは市井で診断をし、多くの患者と直接接触する医師も混乱をしてしまいます。やはり、国もいち早く「心因性」とした見解を引っ込めて、原因解明に突進む姿勢が大切だと思いますが、市長の見解をお尋ねいたします。私は国に対して見直すように要望をするべきだとおもいますがいかがでしょうか。
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プロフィール
HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身
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