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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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一般会計予算特別委員会=総務費1

新千歳空港民営化について
 新千歳空港民営化についてお尋ねいたします。かつて、日本の航空機は世界一高い離発着料金であり、アメリカの約7倍、イギリスの13倍でした。それは国土が狭い日本では騒音問題等もあり、例えば関空を例に上げますと海上に4,000m滑走路の飛行場を作った時、その工事費は1兆4500億円もかかっていたのです。セントレアも羽田も同じようなものです。しかしそれに対して新千歳空港は3,000mの滑走路を2本造っても800億円です。しかし政府が管理していた空港ですので離発着料金はジャンボジェットが約100万円、新千歳も関空もほとんど差がありませんでした。ですから当時、新千歳空港では250億円の収入に対し粗利50%で、約半分のお金は特別会計に吸い上げられ、7次空整の財源となっていました。その後平成11年離発着料は2割程安くなり、機種も若干小型化されておりますが、諸外国に比べてまだまだ高いと言わざるを得ません。
 私は平成11年、新千歳をイギリスのヒースロー空港のように民営化し、独立採算とすることによって離発着料を大幅に下げることを提案しましたが、当時の国管理の空港の管理体制を替えろという提案は現実的ではないと一蹴されました。
 しかし時が移り、その民営化が議論される環境になりました。私どもは新千歳の良さを活かすためには単独で独立させ、新千歳空港そのものを発展させること、それにより噴水効果により回りの空港の発展につながると考えます。また、新千歳空港が民営化になったとしても、周辺開発で今までのように千歳側だけが開発され、苫小牧側は騒音だけが増えたと言うことがないように、苫小牧の発言力、発信力を増さなければなりません。そこで現在の進捗状況はどうなっているのか。最近の新聞報道によれば、道議会において道が足踏みをしているかのように映るのですが如何でしょうか。
 特に今北海道新幹線の開通が現実的になってきましたが、どちらにしても新幹線は北回りです、あまり太平洋側にメリットがある内容ではありません。そうした中で、国内だけでなく、LCCなど安い外国の航路がもっと増えると、現在の国際線ターミナルだけでは対応が出来なくなる、代表質問でも聞いていた議員もおりますが、そうすれば苫小牧側に建設すると言う可能性等も出てきます。苫小牧の開発と連動した空港の青写真を、空港に発言力を増す手段をどう考えているのかお尋ねいたします。新千歳空港の単独民営化と、その後の苫小牧市への施設整備を図ること。更に空港インターチェンジまでの開発。それが連動して行なわなければいけないと思いますが如何でしょうか。どのように発言力を高めて行くのかお聞きいたします。
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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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