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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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子宮頸がんワクチン

 厚生労働省は「ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種の対応について(勧告)」という文章を出しました。これは子宮頸がんワクチンの接種を積極的に勧めないという通達で、明らかに方針転換しました。この通達以来市内の接種状況は昨年、一昨年と比べどうなっているのでしょうか。
 先日中国で収賄事件がありグラクソ・スミスクライン中国現地法人の役員4人が逮捕され、英国の本社もその事実を認めています。この会社は子宮頸ガンワクチンの1つサーバリックスを生産しており、平成21年に日本で初めて認可され、子宮頸がんワクチンのほとんどがサーバリックスです。
 この事件を苫小牧の条例に照らして考えますと、苫小牧市競争入札参加資格者指名停止等措置要領ですが、その中の措置基準に贈賄という項目があります。読んでみるとその3に「次の⑴又は⑵に掲げる者が、北海道外の公共機関の職員に対して行った贈賄の容疑により逮捕され、又逮捕を経ないで公訴を提起されたとき、⑴代表役員等⑵一般役員等」とあり、明らかにこの規定に抵触します。ただし今回は入札ではなく医師会との契約で接種を希望した女性に医師が接種するもの。しかしこの条例の精神を生かして「不正は許さない」という態度で臨むべきです。具体的にはグラクソ・スミスクラインの薬剤、サーバリックスの接種を認めないのが正しいのではないか。
 日本ではサーバリックスが認可され、その後ガーダシルが認可されてます。実際に使われているのもこの順序です。サーバリックスがどの位生産され、どこの国に出回っているのかを調べると日本が8割、そして伊、独、本国英国という順。この数字が正しいか、英語のHPで分かりません。もしもこの数字が正しいとして日本が突出しているのは何故なのか。ちなみにガーダシルは本国米国と日本が38%、その後独、韓国、仏と続きます。これでは他国では行われていないワクチン接種を日本が率先実施している。もう少し冷静になって調査をする、その意味で各自治体はその結果が出るまで見守るという必要があると思うのですがいかがでしょうか。
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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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