「さくら」通信
苫小牧市議会議員桜井忠のブログ
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民主、共産党と一緒に修正動議を提出
昨日の議会が8時30分を越えたことに多くの皆様から励ましの言葉をいただきました。有難いことと思います。励ましをいただいた方々に心より感謝いたします。
さて、昨日の議会が遅くなった理由、特に今日の朝刊を見た方々は「なんで共産党と」と驚かれると思いますので、あえてここに記載します。
理由はIR(カジノを含む総合リゾート)法に関し、市が400万円の補正予算を出してきました。市外の方にあえて説明いたしますが、6月に市長選挙があり3期目の出馬をした現職市長は前回選挙から投票率を大きく落とし、当然票も大きく落としました。反対に共産党の対立候補は多めに見積もっても8000票と言われる共産党の基礎票を倍増させ、3倍以上も差をつけたいと豪語していた現職市長は倍の票しか取れなかった。その1番の原因は市民の中にカジノに対する反対の意向です。
確かに選挙は現職市長が勝ちましたが、内容では負けたと言っていいと思います。その最大の原因がカジノにあるのですから私は今するべきことは丁寧に市民理解を得るように説明し、市民の声にも耳を傾け、また市民の中に誤解があるとしたならそれを解消することだと思います。
国ではIR法の審議にも入っておりません。今年中に成立するという見通しも持てません。ですから、予算に対して質問しても「法案が通ってから」「今の段階でいうことは出来ない」という答弁を繰り返します。そのような状態で400万円の補正を通すことは出来ません。
400万円の中には4人がシンガポールのカジノを視察する経費が含まれています。私は20年前に市議会議員になってから、市長の時期を含め市政に関与してきておりますが一度に同じテーマで4人もの海外出張をしたという記憶がありません。しかも年々海外出張には厳しい市民の目が注がれております。そういう中での海外出張ですから異例中の異例の予算措置です。市内のカジノへの反発や国の法案が未整備な段階でそのような予算措置を認めるわけにはいかない。
そこでこの400万円を削除した修正動議を民主、共産党とともにわが会派市民は提出いたしました。そのような「共産党と一緒」にはそのような経緯があったのです。しかし賛成少数で否決されました。次にIR法の調査費400万円を含む理事者提出の議案に私たちは議場退席いたしました。それは他の予算やIR法そのものには反対ではなく、現時点では拙速である、せめて国の法案が出てから、それまではまず丁寧に市民に説明するべきであるという理由です。民主、共産党は補正予算には反対したようです。
それが昨日の経緯です。修正動議に賛成していただけなかった会派も一様に「もっと説明を」「市民理解の努力を」と言っていました、ならば是非賛成して欲しかったと思います。市長を守るとか守らないなどと言うことではなく、市民はどう考えているのか、市民の利益はどこにあるのか、そういう視点で私達は考えて行きたいと思います。
さて、昨日の議会が遅くなった理由、特に今日の朝刊を見た方々は「なんで共産党と」と驚かれると思いますので、あえてここに記載します。
理由はIR(カジノを含む総合リゾート)法に関し、市が400万円の補正予算を出してきました。市外の方にあえて説明いたしますが、6月に市長選挙があり3期目の出馬をした現職市長は前回選挙から投票率を大きく落とし、当然票も大きく落としました。反対に共産党の対立候補は多めに見積もっても8000票と言われる共産党の基礎票を倍増させ、3倍以上も差をつけたいと豪語していた現職市長は倍の票しか取れなかった。その1番の原因は市民の中にカジノに対する反対の意向です。
確かに選挙は現職市長が勝ちましたが、内容では負けたと言っていいと思います。その最大の原因がカジノにあるのですから私は今するべきことは丁寧に市民理解を得るように説明し、市民の声にも耳を傾け、また市民の中に誤解があるとしたならそれを解消することだと思います。
国ではIR法の審議にも入っておりません。今年中に成立するという見通しも持てません。ですから、予算に対して質問しても「法案が通ってから」「今の段階でいうことは出来ない」という答弁を繰り返します。そのような状態で400万円の補正を通すことは出来ません。
400万円の中には4人がシンガポールのカジノを視察する経費が含まれています。私は20年前に市議会議員になってから、市長の時期を含め市政に関与してきておりますが一度に同じテーマで4人もの海外出張をしたという記憶がありません。しかも年々海外出張には厳しい市民の目が注がれております。そういう中での海外出張ですから異例中の異例の予算措置です。市内のカジノへの反発や国の法案が未整備な段階でそのような予算措置を認めるわけにはいかない。
そこでこの400万円を削除した修正動議を民主、共産党とともにわが会派市民は提出いたしました。そのような「共産党と一緒」にはそのような経緯があったのです。しかし賛成少数で否決されました。次にIR法の調査費400万円を含む理事者提出の議案に私たちは議場退席いたしました。それは他の予算やIR法そのものには反対ではなく、現時点では拙速である、せめて国の法案が出てから、それまではまず丁寧に市民に説明するべきであるという理由です。民主、共産党は補正予算には反対したようです。
それが昨日の経緯です。修正動議に賛成していただけなかった会派も一様に「もっと説明を」「市民理解の努力を」と言っていました、ならば是非賛成して欲しかったと思います。市長を守るとか守らないなどと言うことではなく、市民はどう考えているのか、市民の利益はどこにあるのか、そういう視点で私達は考えて行きたいと思います。
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プロフィール
HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身
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