「さくら」通信
苫小牧市議会議員桜井忠のブログ
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一般会計予算委委員会ー環境衛生費
子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業費、約1557万円計上されております。これに関してお尋ねいたします。
2011年7月にこのワクチンのうちの一つガーダシルを製造販売している製薬会社MSDが医師への不適切な金銭供与などを行ったとして日本製薬工業協会から会員資格停止処分を受けました。2010年秋に同様の行為で同協会から警告処分を受けていたにもかかわらず、その後も違反行為を続けたことが判明したため重い処分をしたものです。
同社のトニー・アルバレズ社長の会見でも認めていますが、社内調査の結果4つの違反行為がありました。その2つ目に「HPVVワクチンの実情・普及などのアドバイスを得るため、2010年9月から11月に実施したアドバイザリーパネルで延べ24人の参加医師に一人当たり7万円、コンサルタントミーティングで延べ64人の参加医師に一人当たり3万円の謝金を払ったもので、この時点でガーダシルは申請中で、その後2011年7月に同ワクチンは製造承認されています。今回発覚した供与金額の合計は2億2千万円で延べ3400人余りの医師に流れました。こうした大規模な金銭提供が国内の医師の処方に影響を与えないと考えるのには無理があります。また金銭供与された医師の中には公立病院の勤務医師、つまり公務員及び看做し公務員も含まれています。
さて、このようなことがあったにもかかわらず、われわれにはこの情報が示されず、市議会でワクチン接種が決まりました。何故にこのような情報が示されなかったのか、一方的な情報しか流されていないことは問題があるのではないのか。何故このようなことになったのか担当の考え方をお聞きいたします。
もう1点、この2012年度の予算に対して、今年度市教委では副反応の調査をしています。そのことをお聞きしたいのですが、その調査で副反応の結果はどうだったのか。重篤な副反応はなかったという市の保健福祉部で押さえている実態と違いはなかったのかどうか。また調査方法など、本人や保護者に聞き取りをしての調査なのか、さらに一月以上休まないとカウントされないということがあるとも言われておりますので、その辺もお答え下さい。
それと、子宮頸がん検診、これをもっと充実していくことが大切だと思います。子宮頸がん検診の利用実態をお知らせ下さい。
2回目
市教委についてはわかりました。
さて保健福祉部に対して質問いたします。私は何故MSDが医師への不適切な金銭供与、しかも公務員たる医師もいる中で金銭供与した問題がある中で、その事実が議会に示されないのかと尋ねたら、「国の事業で行われているので、厚労省が「ワクチン接種緊急促進事業実施要領」の中で定めている事業だからこれに基づいて実施している。」と言うお答えだったかと思います。これは論点そらしの回答ですね。私は何故市議会の議論がある中で、示されなかったのかと聞いています。示さなくていいとお考えなのか。それともその時点で知らなかったのか。お答え下さい。
国で決まっているんだから市議会でこの議論はしなくていいんだ、そうおっしゃいたいんですか。この導入は市議会で議論されていませんか。お尋ねいたします。
さて副反応の件、実は市議会では今まで重篤な反応はないと答えてきたけれども、市教委の調査では疑いのある生徒が1人いた、そういうことですね。ただ「全身の痛みやしびれ」でなかったとのことですよね。でね、全国で副反応によると見られる患者が大勢います。その症状は「全身の痛みやしびれ」ばかりではありません。例えば良く言われているギランバレー症候群を始め、異常に眩しい、疼痛、頭に直接針を刺されるような痛みがある、突然本人の意思とは別に手足が動き出す、過睡眠などなど人それぞれです。しかし、これらの症例のある子供たちは子宮頸がんワクチンの副反応だと認定されている訳ではありません。例えば薬害エイズを例にしても、薬害と認定されるまでどれだけ時間や労力がかかったことかお解りいただけると思います。ですから、この1人を「全身の痛みやしびれ」がなかったから副反応ではないと思うのか。それとも副反応の一つの症例としていろいろとケアをしていくのかが問われています。その子に対する市の対応をお聞きいたします。
私は回答の中で「市保健福祉部と、市教委では調査対象や調査方法が異なるるのでご理解願います。」と言う答弁。私は何も違いがあることを責めようとしている訳ではありません。だから違いがあっていいんです。いろいろな方面から調査することによっていろいろあぶり出される対象があれば、それはいいことでしょう。
しかし、今の答弁は市の保健福祉部の責任逃れの答弁としか私は聞こえません。手法が違うから責任はないんだと言っているように聞こえるのは私1人だけですか。わたしは、そうではなくて、この違いによって明らかになった、又は明らかではないけれどもグレーであるものをきちんとケアをしていくことが大切だと思います。そこのところもう一度ご答弁いただきたいと思います。
2011年7月にこのワクチンのうちの一つガーダシルを製造販売している製薬会社MSDが医師への不適切な金銭供与などを行ったとして日本製薬工業協会から会員資格停止処分を受けました。2010年秋に同様の行為で同協会から警告処分を受けていたにもかかわらず、その後も違反行為を続けたことが判明したため重い処分をしたものです。
同社のトニー・アルバレズ社長の会見でも認めていますが、社内調査の結果4つの違反行為がありました。その2つ目に「HPVVワクチンの実情・普及などのアドバイスを得るため、2010年9月から11月に実施したアドバイザリーパネルで延べ24人の参加医師に一人当たり7万円、コンサルタントミーティングで延べ64人の参加医師に一人当たり3万円の謝金を払ったもので、この時点でガーダシルは申請中で、その後2011年7月に同ワクチンは製造承認されています。今回発覚した供与金額の合計は2億2千万円で延べ3400人余りの医師に流れました。こうした大規模な金銭提供が国内の医師の処方に影響を与えないと考えるのには無理があります。また金銭供与された医師の中には公立病院の勤務医師、つまり公務員及び看做し公務員も含まれています。
さて、このようなことがあったにもかかわらず、われわれにはこの情報が示されず、市議会でワクチン接種が決まりました。何故にこのような情報が示されなかったのか、一方的な情報しか流されていないことは問題があるのではないのか。何故このようなことになったのか担当の考え方をお聞きいたします。
もう1点、この2012年度の予算に対して、今年度市教委では副反応の調査をしています。そのことをお聞きしたいのですが、その調査で副反応の結果はどうだったのか。重篤な副反応はなかったという市の保健福祉部で押さえている実態と違いはなかったのかどうか。また調査方法など、本人や保護者に聞き取りをしての調査なのか、さらに一月以上休まないとカウントされないということがあるとも言われておりますので、その辺もお答え下さい。
それと、子宮頸がん検診、これをもっと充実していくことが大切だと思います。子宮頸がん検診の利用実態をお知らせ下さい。
2回目
市教委についてはわかりました。
さて保健福祉部に対して質問いたします。私は何故MSDが医師への不適切な金銭供与、しかも公務員たる医師もいる中で金銭供与した問題がある中で、その事実が議会に示されないのかと尋ねたら、「国の事業で行われているので、厚労省が「ワクチン接種緊急促進事業実施要領」の中で定めている事業だからこれに基づいて実施している。」と言うお答えだったかと思います。これは論点そらしの回答ですね。私は何故市議会の議論がある中で、示されなかったのかと聞いています。示さなくていいとお考えなのか。それともその時点で知らなかったのか。お答え下さい。
国で決まっているんだから市議会でこの議論はしなくていいんだ、そうおっしゃいたいんですか。この導入は市議会で議論されていませんか。お尋ねいたします。
さて副反応の件、実は市議会では今まで重篤な反応はないと答えてきたけれども、市教委の調査では疑いのある生徒が1人いた、そういうことですね。ただ「全身の痛みやしびれ」でなかったとのことですよね。でね、全国で副反応によると見られる患者が大勢います。その症状は「全身の痛みやしびれ」ばかりではありません。例えば良く言われているギランバレー症候群を始め、異常に眩しい、疼痛、頭に直接針を刺されるような痛みがある、突然本人の意思とは別に手足が動き出す、過睡眠などなど人それぞれです。しかし、これらの症例のある子供たちは子宮頸がんワクチンの副反応だと認定されている訳ではありません。例えば薬害エイズを例にしても、薬害と認定されるまでどれだけ時間や労力がかかったことかお解りいただけると思います。ですから、この1人を「全身の痛みやしびれ」がなかったから副反応ではないと思うのか。それとも副反応の一つの症例としていろいろとケアをしていくのかが問われています。その子に対する市の対応をお聞きいたします。
私は回答の中で「市保健福祉部と、市教委では調査対象や調査方法が異なるるのでご理解願います。」と言う答弁。私は何も違いがあることを責めようとしている訳ではありません。だから違いがあっていいんです。いろいろな方面から調査することによっていろいろあぶり出される対象があれば、それはいいことでしょう。
しかし、今の答弁は市の保健福祉部の責任逃れの答弁としか私は聞こえません。手法が違うから責任はないんだと言っているように聞こえるのは私1人だけですか。わたしは、そうではなくて、この違いによって明らかになった、又は明らかではないけれどもグレーであるものをきちんとケアをしていくことが大切だと思います。そこのところもう一度ご答弁いただきたいと思います。
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プロフィール
HN:
桜井忠
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身
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