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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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2018.6 一般質問−2

2.協働のまちづくり
⑴ 町内会との協働について
① 私は昨年町内会において図らずも会長に推薦され、1年その任を果たしてまいりました。その経験をもとに幾つか質問をさせていただきます。
 私が町内会長になった際、役員も一新され、片腕の総務部長は現役で仕事をしている人がなりました。それで思うのですが、私の町内だけでなく、主要役員が現役で働いているような人、サラリーマンが役員になるというところも多くなってきているのではないかと思います。しかし、市や町連、社会福祉協議会などが何か会議や講習会があるという案内はほとんど平日の昼間の開催、当然サラリーマンには行くことができません。こういうことは何か改善する必要があるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
② 今、案内の話をしましたが、私たちの町内では郵便物を私の家宛に送ってもらい、私が目を通してから総務部長に渡すようにしました。それで感じるのですがあまりにも多くの郵便物が来るということ。これは市だけではありませんが、町連や社会福祉協会、みなとまつりやスケートまつりの実行委員会、危険物や、防火管理者の講習会、育成連や地域の学校、交通安全協会やスポーツ推進員もあります。警察など市以外の役所。役所ではありませんが神社からの案内もあります。市ではこれら文章が年間何通くらい発送されているのかご存知でしょうか。
③ 中身を見ると大変重要なものもあれば知らせなくてもいい程度のお知らせもあり、玉石混合です。そこで事前に出す方が重要な郵便に重要という判を押したものを出すなど、見る方にも一目見て重要な書類なのかどうかわかるようにできないものなのでしょうか。
④ 次に学校の朝の見守りですが、今年度から個人情報の保護ということで名簿をくれなくなりました。これは教育委員会からの指導でしょうか。
⑤ 我々は学校の下請けをしているのではありません。我が町内を例に言うと30年程前、文化公園が整備され、その間を通学路として生徒が登下校する。しかし、まもなく文化公園で変質者が出て小学校から「何とか学校と地域が協力して子供たちを守りたいんだけど」と相談を受けました。その時、町内のお年寄りが「それでは」ということで、登下校時に公園内に立って児童を見守ったのが始まりです。決して学校の下請けをしているつもりはありません。
  そうして学校から地域の子供の名簿をもらい、子供会の活動に使用すると共に、見守りの方々と共有していました。それによって毎朝「〇〇君おはよう」とか「〇〇ちゃん行ってらっしゃい」と声をかけ、事故があった場合、私が見ているだけでも後ろから来た子に押されて、転んで前歯が抜けかかったのを、たまたま歯科医の先生が早くにいたために連れて行き、その子の家にも連絡して治ったこともあるし、昨年は犬に手を噛まれたこともあります。つい先日も雨の日に遅れそうになって走り、カッパを着ていたために転んで鼻血やおでこを擦りむいたこともありました。それらもその子供の名前や、家を知っているからすぐ対処ができるのですが、学校はそんなことはしらんでいい、子供の名前は知らんでいいからただ立っていろという態度だと思うのですが違うでしょうか。
⑥ 子供会も子供の名簿をいただけないので保険に入ることができません。ご存知のように保険に入るには対象者の名前が必要ですが、教えてもらえない。子供に聞いても対象者落ちなく名簿を作るのは大変難しい。例えば小学校1年生に同じクラスの子の名前を聞いても全員知っているわけではない。同じクラスの子でも、男女が違えば名前もわからないのが普通です。市教委ではどのようにするべきだと思っているのか。町内の人が子供を守る必要はないと考えているのか、保険の入り方と、市のお考えをお聞きいたします。
⑦ 私は、名簿は町内に管理をしっかりするように、きちんと言い含めて渡すべきだと思います。なぜそれができないのでしょうか。町内会は信用されていないのでしょうか。学校が町内会を信じないのなら町内会も学校に協力はできないことお分かりだと思いますがいかがでしょうか。
⑧ 話題を変えます、私たちの地区では我が町内会と汐見町内会、高砂町内会で会を作り、市からふるさと海岸のパークゴルフ場の管理を委託されております。しかし委託と言っても営利団体としてそれでお金を稼いでいる訳ではなくて、そのパークゴルフ場がより良くなるようにボランティア精神で草刈りなどは勿論のこと、事業所から協賛金をお願いしたり、スコアカードの印刷を依頼したり、毎日使用料を管理したりという作業を行なっております。そしてそれらの方々は町内会にあっても大切な戦力です。
  ところが市の担当者が来て命令口調で対応するようです。勿論全員ということではありませんが、そのような担当者がいるようです。いつも委託している業者は営利企業として市から委託料をいただいて管理している訳ですからそういう態度に出るのだと思いますが、我々は協働のパートナーとして市の業務にボランティアとして協力しているということを忘れていただきたくないと思いますが、市はどのように指導しているのでしょうか。
⑨ わかりました、それではこの件最後の質問に移ります。先日札幌の東区で生活困窮者らの自立支援を掲げる共同住宅「そしあるハイム」が火災となり何人も亡くなるという大変に痛ましい事故がありました。それを見て感じたのですが、やはり防火意識は勿論ですが、意識だけでなく最低限知識が必要だと思います。つまり、意識があっても知識がないために問題点を見ても見過ごしてしまう、それを最低限の知識を与えて、色々な方が注意をすることが大切ではないかと思います。そういった意味でケースワーカーや民生委員のような個々の住宅を回って歩く人に防火設備などの基礎的な知識を講習する必要があるのではないかと思います。今回の質問は町内会との協働という内容ですので町内の民生委員の方々に防災設備などの講習会をしてみてはどうかという提案なのですがいかがでしょうか。
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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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