「さくら」通信
苫小牧市議会議員桜井忠のブログ
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2019.12一般質問原稿
1.IRについて
通告に従いまして順次質問いたします。まずIRについて質問の前に通告の項目が大きいと先日議会運営委員会で注意されました。私は11月27日の議案説明会の後すぐに質問通告を出しました。その中でまずはIRについて先の臨時議会で質問した件、答弁は議長より注意を受けてなされませんでしたので、改めて確認をすることを中心に組み立てたものです。しかし、11月29日鈴木北海道知事はIR誘致を見送りました。私は原稿を急遽全面的に書き換え今日に至りましたが、そういう事情も想定できましたので、通告を細かい項目ですることができなかったこと先ずはお詫びいたします。
今まで先に質問した議員と同じ質問は控えたいと考えますが、もしも重複があった場合はご容赦いただきたいと思います。
まず、見送りを決めた鈴木知事から岩倉市長にいつ、どのような方法で見送りを知らされたのでしょうか。その際岩倉市長はどのような受け答えをしたのでしょうか。知事の反応はどうだったのでしょうか。
実に信じられない答弁ですが、議会での一般質問に対する答えなので信じるしかありません。驚きました。
次に知事の見送り理由ですが新聞報道によると一つは猛禽類などの希少動植物のアセスメントに最低二年かかり間に合わない点ともう一点は道議会自民党内の意思統一ができていないからとありましたが、それに間違いないのでしょうか。
道議会自民党が割れていることは以前より報道で知っていましたが、新聞を裏から読むと、知事選のしこりが道議会庁舎でのタバコの問題やIR誘致問題に影響しているのでは無いかと私は思っていますが、この度の意見集約、市長の感想をお聞かせください。
確かに市長に道議会の議論に場外乱闘で入っていく訳にいかないことは理解します。
次に希少動物のアセスメントに二年かかるから間に合わないという件。これなど今頃言う話なのかという思いがありますがいかがでしょうか。本来2年もかかる調査ならアセスメントとは違うかもしれませんが先に十分調査しておいて、最終的に判断をする、そうでなければ来年7月の申請にはどうしたって間に合わない、それは道でも市でも分かっていたのではないでしょうか。
私がこの状況を思うに市では環境問題なんて大きな問題ではないとたかを括っていたのではないかという疑問が湧いてきます。猛禽類が繁殖していたとしても営巣地を移動させられるから何とでもなると考えていたのではないでしょうか。
市としてはしっかりと環境にも配慮して実施して来たし、今後も同じだということはわかりました。
さて、地元新聞ではMAプラットホームの方も10年計画を20年に伸ばすということですが市はどのように聞いているのでしょうか。実施期間が延びるのではなくて、そのまま実質的にフェードアウトする考えでは無いかと想像するのですがいかがでしょうか。
道は断念ではなく再来年の申請期限に間に合わないという姿勢ですが、そうなると苫小牧市としては、次の申請まで今後も運動展開を続ける考えでしょうか。
当初市長は苫小牧市発展の危機感から誘致を表明いたしました。そのような厳しい認識があればこそ、私が恐れるのはいつまでも可能性のない問題を追い続けるとそれだけ苫小牧市の発展が遅れてしまい、しまいには取り返しのつかないことになるのではないかということですが理事者のお考えをお聞きいたします。
IR抜きの苫小牧市の発展はどのように考えているのでしょうか。
さて、道は苫小牧市に議会の正式な決議案を求め、先日臨時会を開き、その話を受けて議会与党が決議案を議会提出したのではないのかと思います。しかし、今回の流れを見ていると道と一括りで言っても知事が求めたのではないのではないか。例えば、知事の思いを忖度した副知事の要請だったのか、岩倉市長側の忖度だったのか。
ただ単に議会会派である新緑が勝手にやったことなのか。私はそうではないと思いますがいかがでしょうか。
どちらにしても臨時議会を開いてまで決議した、またその手法も慣例を破り前会派一致でないものを強行した。勿論決めたのは議会であって、市長ではありませんが、しかし市長からの要請があって実行されたということは皆分かっています。そのあり方として正しい前例であったのか私は疑問に思います。市長の答弁を求めます。
最終的に今回の問題、今まで使った予算はそれほど多くはないのかもしれませんが、総合政策部内の専任者の人件費だとか、議会での調査研修費だとかまで見ると、多くの市費が費やされています。市長は今回の責任をどう感じておられるのでしょうか。
市長に責任を追究していて言うのもおかしいけれども、私は責任の取り方というのは、IR以上のものを誘致することはできないかもしれないけれども、今ある条件の中で苫小牧市の発展を成し遂げられる道を死に物狂いで探して、市民に提示することだと思いますし、その時真っ先に考えていただきたいのは空港の民営化以後の発展と、空港周辺、特に空港からインターチェンジまでの開発、さらに港との連携を軸に考えていただきたい、それには私もできるだけ協力していきたいと思います。
最後に、ないとは思いますが一応お聞きしておきたいのですが、IRを見据えてアメリカなどの企業が苫小牧に進出しておりました。アメリカはご承知のように訴訟社会と言われております。今回の知事の判断によってアメリカの事業者との間で、市、道、民間などが訴訟を起こされるということはないのでしょうか。あるとしたならどのようなことが考えられるでしょうか。
今まで市長に対して厳しいことを質問してきましたが、しかしイニシアチブを握っている鈴木知事の判断が出たということは、これをひっくり返すことのできない問題です。であるならばこれを奇貨として先行する都市の結果を見て、計画を練り直しより良きものを次回に生かすための時間ができたと頭を切り替えた方がいいのではないかと思います。その時は私も市長も市政の第一線から退場しているかと思われますが、今回の議論があってこそ良いものができたと言われるよう良い方に取って、市政は倦むことなく常に前に進んで行くことを願います。これは質問ではありません。
通告に従いまして順次質問いたします。まずIRについて質問の前に通告の項目が大きいと先日議会運営委員会で注意されました。私は11月27日の議案説明会の後すぐに質問通告を出しました。その中でまずはIRについて先の臨時議会で質問した件、答弁は議長より注意を受けてなされませんでしたので、改めて確認をすることを中心に組み立てたものです。しかし、11月29日鈴木北海道知事はIR誘致を見送りました。私は原稿を急遽全面的に書き換え今日に至りましたが、そういう事情も想定できましたので、通告を細かい項目ですることができなかったこと先ずはお詫びいたします。
今まで先に質問した議員と同じ質問は控えたいと考えますが、もしも重複があった場合はご容赦いただきたいと思います。
まず、見送りを決めた鈴木知事から岩倉市長にいつ、どのような方法で見送りを知らされたのでしょうか。その際岩倉市長はどのような受け答えをしたのでしょうか。知事の反応はどうだったのでしょうか。
実に信じられない答弁ですが、議会での一般質問に対する答えなので信じるしかありません。驚きました。
次に知事の見送り理由ですが新聞報道によると一つは猛禽類などの希少動植物のアセスメントに最低二年かかり間に合わない点ともう一点は道議会自民党内の意思統一ができていないからとありましたが、それに間違いないのでしょうか。
道議会自民党が割れていることは以前より報道で知っていましたが、新聞を裏から読むと、知事選のしこりが道議会庁舎でのタバコの問題やIR誘致問題に影響しているのでは無いかと私は思っていますが、この度の意見集約、市長の感想をお聞かせください。
確かに市長に道議会の議論に場外乱闘で入っていく訳にいかないことは理解します。
次に希少動物のアセスメントに二年かかるから間に合わないという件。これなど今頃言う話なのかという思いがありますがいかがでしょうか。本来2年もかかる調査ならアセスメントとは違うかもしれませんが先に十分調査しておいて、最終的に判断をする、そうでなければ来年7月の申請にはどうしたって間に合わない、それは道でも市でも分かっていたのではないでしょうか。
私がこの状況を思うに市では環境問題なんて大きな問題ではないとたかを括っていたのではないかという疑問が湧いてきます。猛禽類が繁殖していたとしても営巣地を移動させられるから何とでもなると考えていたのではないでしょうか。
市としてはしっかりと環境にも配慮して実施して来たし、今後も同じだということはわかりました。
さて、地元新聞ではMAプラットホームの方も10年計画を20年に伸ばすということですが市はどのように聞いているのでしょうか。実施期間が延びるのではなくて、そのまま実質的にフェードアウトする考えでは無いかと想像するのですがいかがでしょうか。
道は断念ではなく再来年の申請期限に間に合わないという姿勢ですが、そうなると苫小牧市としては、次の申請まで今後も運動展開を続ける考えでしょうか。
当初市長は苫小牧市発展の危機感から誘致を表明いたしました。そのような厳しい認識があればこそ、私が恐れるのはいつまでも可能性のない問題を追い続けるとそれだけ苫小牧市の発展が遅れてしまい、しまいには取り返しのつかないことになるのではないかということですが理事者のお考えをお聞きいたします。
IR抜きの苫小牧市の発展はどのように考えているのでしょうか。
さて、道は苫小牧市に議会の正式な決議案を求め、先日臨時会を開き、その話を受けて議会与党が決議案を議会提出したのではないのかと思います。しかし、今回の流れを見ていると道と一括りで言っても知事が求めたのではないのではないか。例えば、知事の思いを忖度した副知事の要請だったのか、岩倉市長側の忖度だったのか。
ただ単に議会会派である新緑が勝手にやったことなのか。私はそうではないと思いますがいかがでしょうか。
どちらにしても臨時議会を開いてまで決議した、またその手法も慣例を破り前会派一致でないものを強行した。勿論決めたのは議会であって、市長ではありませんが、しかし市長からの要請があって実行されたということは皆分かっています。そのあり方として正しい前例であったのか私は疑問に思います。市長の答弁を求めます。
最終的に今回の問題、今まで使った予算はそれほど多くはないのかもしれませんが、総合政策部内の専任者の人件費だとか、議会での調査研修費だとかまで見ると、多くの市費が費やされています。市長は今回の責任をどう感じておられるのでしょうか。
市長に責任を追究していて言うのもおかしいけれども、私は責任の取り方というのは、IR以上のものを誘致することはできないかもしれないけれども、今ある条件の中で苫小牧市の発展を成し遂げられる道を死に物狂いで探して、市民に提示することだと思いますし、その時真っ先に考えていただきたいのは空港の民営化以後の発展と、空港周辺、特に空港からインターチェンジまでの開発、さらに港との連携を軸に考えていただきたい、それには私もできるだけ協力していきたいと思います。
最後に、ないとは思いますが一応お聞きしておきたいのですが、IRを見据えてアメリカなどの企業が苫小牧に進出しておりました。アメリカはご承知のように訴訟社会と言われております。今回の知事の判断によってアメリカの事業者との間で、市、道、民間などが訴訟を起こされるということはないのでしょうか。あるとしたならどのようなことが考えられるでしょうか。
今まで市長に対して厳しいことを質問してきましたが、しかしイニシアチブを握っている鈴木知事の判断が出たということは、これをひっくり返すことのできない問題です。であるならばこれを奇貨として先行する都市の結果を見て、計画を練り直しより良きものを次回に生かすための時間ができたと頭を切り替えた方がいいのではないかと思います。その時は私も市長も市政の第一線から退場しているかと思われますが、今回の議論があってこそ良いものができたと言われるよう良い方に取って、市政は倦むことなく常に前に進んで行くことを願います。これは質問ではありません。
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プロフィール
HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身
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