「さくら」通信
苫小牧市議会議員桜井忠のブログ
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代表質問−4
4.カジノを含む統合型リゾート(IR)について
⑴.カジノを含む統合型リゾートについてお尋ねいたします。市長がいつもこの問題で答弁し、市政報告にも書いております「質の高い雇用」とは何でしょうか。市民が額に汗して働いているような労働は質が低いと考えているのか。私はかつて汗にまみれて毎日朝早くから夜遅くまで労働したことがありますが、私はその肉体労働を誇りにさえ思え、質の低い労働とは思っていません。昨日の答弁ではもともとある本市の雇用に加え、IRによる新たな雇用を生み出し、雇用の幅を広げることと答弁しましたが、それなら「幅の広い雇用」と言えばいいのではないでしょうか。
しかし、以前は外国語を数カ国語使えるような良質な雇用と言っていました。昨日の答えと違うのはなぜか。果たして、外国語がたくさん使えることが良質の雇用と言えるのか。そこのところわかるように説明してください。
市長が言う「質の高い雇用」という表現は私は止めるべきだと思います。その表現では職業に貴賎をつけ、差別意識を助長すると思いますがいかがでしょうか。
⑵.さて、私は市長の言う複数の言語を話せる「質の高い雇用」ばかりでなく、市内の企業に頼る仕事もたくさんあると思います。私も以前ビル管理の仕事についておりましたが、その時の経験で言いますと、あるリゾートホテルでは100人を超える従業員を雇用して送り込んだ経験があります。IRとなればそれ以外の業種も必要になってきますし、それらの雇用が市内から図られるとするならば、市内の求人状況は逼迫し、今ある企業に影響を及ぼすのではないか。少なくとも今現在でも人材を募集しても集まらないという現象が起きています。そこのところはどうお考えでしょうか。
⑶.我々がIR、中でもカジノに反対する理由は一に市民にギャンブルが蔓延し、依存症の方が増えるのではないかということです。ギャンブル依存症の対策はどうなっているのかは昨日も聞かれましたのでそれは結構です。
私はギャンブル依存症対策がなされているからいいとは思いません。それはギャンブル依存症という病気になった人を治していく体制ができたということであり、それよりも、そのような病気の方を作らない方が優れているのは明らかです。いくら対策ができたとしても、病気にならないのではありません。なった人を速やかに治していく体制であるからです。そこのところはどうお考えでしょうか。
⑷.二の理由は、ギャンブルで負けた沢山の人がいて、その上にホテルを運営し、市長の言う「上質な雇用」の方を高給で多く雇い、市にも税金をたくさん払うということでしょう。しかし、我々はそうまでしてギャンブルに負けた人のお金に頼り、そのお金で生まれる雇用に期待するのか。それには頼らないということが、それが質の高い市の運営、誇り高い市民なのではないのか、というものです。この声に市長はどうお答えになるのでしょうか。
⑸.市政方針の5ページ、市民自治の推進のなか、広聴事業の項に「まちかどミーティング」などを通じ、多くの市民の声をまちづくりに反映してまいります。と書かれています。この言葉に嘘がないとするならば「まちかどミーティング」で多くの市民が反対すれば市長はカジノを断念しますね。私は市民の多くはカジノに反対であることを確信しております。ですから是非この市政方針の通り行動をしていただきたいと思います。市長の見解を求めます。
⑹.苫小牧地域から日高にかけてが、日本の軽種馬産業のメッカです。日本で生産されるほとんどの軽種馬がここで生産されています。歴史を紐解けば、ホーレスケプロンに呼び寄せられた、御雇外国人のエドウィン・ダンが北海道中を歩いて、真駒内で牛を、月寒で羊を、円山で豚を、そして日高で馬を育てるのに適しているとしたことによります。その中でも苫小牧にもある牧場が断トツの生産者ですが、それ以外は家内工業的な中小の牧場がほとんどです。
また、この競馬事業は農林水産省が管轄し、中央競馬会として日本最大・最強の競馬団体と、各地方自治体などが主催する地方競馬があり、その調教師数、馬房数、競馬場数なども厳しく管理されています。しかし、内情は中央競馬会以外、皆経営は厳しいのが現状です。
そういう中で私はカジノができてしまえば確実に競馬の売り上げの一部がカジノに流れてしまう。カジノが競馬をどう位置づけるかにもよるが、現状では新規の競馬場を作ったりすることは大変難しい、そうなれば立ちいかなって閉鎖する地方競馬場も複数出てくると思います。そうなると中小の牧場はその煽りを食って廃業する牧場も多くあると思います。そういう意味では苫小牧市は日高地区のリーダーとして日高の立場に沿っていかなければならないと思いますが、カジノ誘致は逆の立場です。苫小牧にある牧場は目を世界に向けておりますし、生き残るどころか寡占化が進むことであり、悪いことではないのかもしれません。しかしそれでいいのだろうか。冷静に今一度ご検討をいただきたいと思いますが、軽種馬産業のことどうお考えでしょうか。
⑴.カジノを含む統合型リゾートについてお尋ねいたします。市長がいつもこの問題で答弁し、市政報告にも書いております「質の高い雇用」とは何でしょうか。市民が額に汗して働いているような労働は質が低いと考えているのか。私はかつて汗にまみれて毎日朝早くから夜遅くまで労働したことがありますが、私はその肉体労働を誇りにさえ思え、質の低い労働とは思っていません。昨日の答弁ではもともとある本市の雇用に加え、IRによる新たな雇用を生み出し、雇用の幅を広げることと答弁しましたが、それなら「幅の広い雇用」と言えばいいのではないでしょうか。
しかし、以前は外国語を数カ国語使えるような良質な雇用と言っていました。昨日の答えと違うのはなぜか。果たして、外国語がたくさん使えることが良質の雇用と言えるのか。そこのところわかるように説明してください。
市長が言う「質の高い雇用」という表現は私は止めるべきだと思います。その表現では職業に貴賎をつけ、差別意識を助長すると思いますがいかがでしょうか。
⑵.さて、私は市長の言う複数の言語を話せる「質の高い雇用」ばかりでなく、市内の企業に頼る仕事もたくさんあると思います。私も以前ビル管理の仕事についておりましたが、その時の経験で言いますと、あるリゾートホテルでは100人を超える従業員を雇用して送り込んだ経験があります。IRとなればそれ以外の業種も必要になってきますし、それらの雇用が市内から図られるとするならば、市内の求人状況は逼迫し、今ある企業に影響を及ぼすのではないか。少なくとも今現在でも人材を募集しても集まらないという現象が起きています。そこのところはどうお考えでしょうか。
⑶.我々がIR、中でもカジノに反対する理由は一に市民にギャンブルが蔓延し、依存症の方が増えるのではないかということです。ギャンブル依存症の対策はどうなっているのかは昨日も聞かれましたのでそれは結構です。
私はギャンブル依存症対策がなされているからいいとは思いません。それはギャンブル依存症という病気になった人を治していく体制ができたということであり、それよりも、そのような病気の方を作らない方が優れているのは明らかです。いくら対策ができたとしても、病気にならないのではありません。なった人を速やかに治していく体制であるからです。そこのところはどうお考えでしょうか。
⑷.二の理由は、ギャンブルで負けた沢山の人がいて、その上にホテルを運営し、市長の言う「上質な雇用」の方を高給で多く雇い、市にも税金をたくさん払うということでしょう。しかし、我々はそうまでしてギャンブルに負けた人のお金に頼り、そのお金で生まれる雇用に期待するのか。それには頼らないということが、それが質の高い市の運営、誇り高い市民なのではないのか、というものです。この声に市長はどうお答えになるのでしょうか。
⑸.市政方針の5ページ、市民自治の推進のなか、広聴事業の項に「まちかどミーティング」などを通じ、多くの市民の声をまちづくりに反映してまいります。と書かれています。この言葉に嘘がないとするならば「まちかどミーティング」で多くの市民が反対すれば市長はカジノを断念しますね。私は市民の多くはカジノに反対であることを確信しております。ですから是非この市政方針の通り行動をしていただきたいと思います。市長の見解を求めます。
⑹.苫小牧地域から日高にかけてが、日本の軽種馬産業のメッカです。日本で生産されるほとんどの軽種馬がここで生産されています。歴史を紐解けば、ホーレスケプロンに呼び寄せられた、御雇外国人のエドウィン・ダンが北海道中を歩いて、真駒内で牛を、月寒で羊を、円山で豚を、そして日高で馬を育てるのに適しているとしたことによります。その中でも苫小牧にもある牧場が断トツの生産者ですが、それ以外は家内工業的な中小の牧場がほとんどです。
また、この競馬事業は農林水産省が管轄し、中央競馬会として日本最大・最強の競馬団体と、各地方自治体などが主催する地方競馬があり、その調教師数、馬房数、競馬場数なども厳しく管理されています。しかし、内情は中央競馬会以外、皆経営は厳しいのが現状です。
そういう中で私はカジノができてしまえば確実に競馬の売り上げの一部がカジノに流れてしまう。カジノが競馬をどう位置づけるかにもよるが、現状では新規の競馬場を作ったりすることは大変難しい、そうなれば立ちいかなって閉鎖する地方競馬場も複数出てくると思います。そうなると中小の牧場はその煽りを食って廃業する牧場も多くあると思います。そういう意味では苫小牧市は日高地区のリーダーとして日高の立場に沿っていかなければならないと思いますが、カジノ誘致は逆の立場です。苫小牧にある牧場は目を世界に向けておりますし、生き残るどころか寡占化が進むことであり、悪いことではないのかもしれません。しかしそれでいいのだろうか。冷静に今一度ご検討をいただきたいと思いますが、軽種馬産業のことどうお考えでしょうか。
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プロフィール
HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
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