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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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落陽−2

苫小牧市では市政執行50周年を記念して苫小牧サンバを作った。羽田健太郎氏に依頼して作成し歌ったのは女性演歌歌手の長山洋子でした。今でも市民踊りで一部使われています。
 当時の世相は毎週土曜になると港に若者の車が集まって来て暴走を繰り返す。また若い女性がその車から声を掛けられるように集まってきて、非行や犯罪の温床にもなっていた。
 ある町内の婦人部長が苫小牧サンバを婦人部で覚えようと模造紙に歌詞を書き出した。しかしすぐに嫌になって辞めてしまった。何故ならその歌詞は「港で若者が出会って•••」という、ちょうどその当時問題になっていたことを、苫小牧を見ることなく、「人が出会う港」という、横浜や神戸のようなイメージだけで作ってしまった歌詞だったからです。
 その後、長山洋子のコンサートが苫小牧であった時、客の1人が苫小牧サンバをリクエストしましたが、長山洋子は困って立ち尽くしてしまったということがあったらしい。その話しが本当ならば無理もないことで、長山洋子はご当地ソングとも言えないその街だけの歌の吹き込みをしたのであって、長山洋子の持ち歌ではないのですから。
 確かこの歌に付けた予算が1500万円だったと記憶しています。この予算に反対の意味で質問したのは私だけでした。私は市民の歌を新たに作るのならまずは市民から公募するべきだと思う、それによって市民の目が市内に向きます。決して港で若者が出会ってという歌詞は出て来ないでしょう。しかしもしも入選作がなければその時点でプロに頼むのでいいのではないかと思います。ちなみに先に室蘭市がサンバを作ったのですが、市民公募でしたので予算は全部で200万円。苫小牧の金額を聞いて室蘭市の財政担当者は「苫小牧はお金があってうらやましい」と嘆いていました。しかし市民の税金、お金があってもなくても、正しい使い方をしなくてはなりません。まず多くの市民に懸賞を付けて応募をすればいい歌が出来たと思います。当時担当者は「サンバは難しいのでプロでなければ出来ない」と答えていましたが、決して室蘭に比べて優れているとは思いません。
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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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