「さくら」通信
苫小牧市議会議員桜井忠のブログ
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3.防災
⑴.災害発生時の市民周知等について
続いて防災についてお尋ねいたします。私はこの間いろいろと自然災害の発生とともに、想定外の対応をしなければならない担当の部署は大変だという目で見て、いろいろ失敗があっても「急なことだから完璧には行かないのだろう」と思って、大目に見ておりました。
しかし毎回あまりに多くの不手際が続きますので、先日の「安全・安心のまちづくりに関する特別委員会」で質問しました。その時いろいろ指摘した件には答えていただき、改善も約束していただき、私としてはそのような対応がされるのであろうと安心もいたしました。
しかし、その後あった地震の対応に全くその教訓が生かされていなく、改善もされていない、ですから私は今回一般質問でそのこと、重複もあろうかと思いますが質問いたします。
それは災害発生時の市民周知であります。例を出しますと、少し古いのですが東日本大震災の時、私は車を運転中で丁度3時のニュースを聞いておりました。まずニュースの最中東京で大きな地震が発生し、その揺れが苫小牧でも私の乗っている車を大きく揺らし、更にそのテレビは関西キー局の番組でしたが大阪のスタジオも揺れました。これは大変大きな地震であると判り高台に避難して車のテレビと携帯電話で苫小牧市のホームページを見て情報を取ろうとしましたが、全く地震の情報がありません。暫くして、満潮時を過ぎてから家に帰り、家のパソコンで市のホームページを見ると地震の情報が出ている、あれっと思って携帯から市のホームページに入るとやっぱり出ていませんでした。あれだけの地震ですからパソコンからホームページを見るだけでなく、携帯から見ざるを得ない人もいます。そんなことがありました。
さらに、今年の7月8日午後6時5分頃、樽前山周辺を震源とする地震が発生しました。私は家に居ましたのでパソコンで市のホームページを見ながら、テレビはいろいろと掛けてみていました。市のホームページには一切何の表示もありません。しかしながら6時20分頃に苫小牧市の職員がテレビのインタビューに答えておりました。そして地震発生から30分以上経った6時40分頃にホームページにようやく書き込みがありました。しかし震源が樽前山周辺の大きな地震が起きても30分以上経っての対応では市民の役には立ちません。その他にも大雨の情報で白老で記録的な大雨が降っていた時の情報を防災ラジオで知らせていないということも取り上げまして改善を要望いたしました。
それに対して市の答えは「情報提供の時期などについて、問題点があるかと思います。また、内容等も問題点があろうかと思います。これら問題点が少しずつでも改善されるように努力して参りたいと考えております。」と答えておられます。
しかし、11月3日11時28分に起きた地震は震源は苫小牧東部工業団地周辺であり、苫小牧市は震度3でした。確かに苫小牧市は震度3かも知れないけれど、震源が苫小牧東部工業団地の石油備蓄の近くであり、むかわ町が震度4なら何らかのお知らせをするべきだと思います。しかし市のホームページにはいつまでたっても何の書き込みもありませんでした。
それでなくとも石油備蓄を苫東に建設する際、地下に活断層があるということでの反対運動がありましたので、その地震によって何か被害が出たのか、問題ないのか知らせるべきだったと思います。つまり、樽前山周辺を震源とする地震で質問し、市が改善の努力をするとした答弁が何も活かされておりません。改善の努力ではなく、改善すると断言していただかなくては納得できません。ご答弁をよろしくお願いいたします。当日の市の対応とその考え方、そして今後の改善点をお答え下さい.
また、樽前山周辺の地震は発生が夕方の6時5分。今回の苫東が震源の地震は11月3日で祭日でした。このような休みの日、または職員が帰庁した後の時間帯に災害が起きた場合、素早い対応が出来ていないのではないでしょうか。その辺の休日体制の問題はどうなっているのでしょうか。当然災害は24時間、何時起こるか解りません。休みの時間だから遅れたのでは意味がありません。市の見解を求めます。
最後に申し上げたいのは、連携体制の問題。例えば先程から申し上げているホームページは部署が違う広報課が協力するということになっております。しかし、これらの急を要する書き込みは協力体制で行なうことによって素早さを失ってしまうのではないか。危機管理室の人員体制を充実させて、やはり担当がするべきことは担当がする、そして皆が参集してきた段階でそれぞれの仕事をお任せするところはお任せするということにしなければならないのではないかと思います。私はいつも人件費を削れと言っていますが、必要なところにはきちんと見て行かなければならないと思っています。そういう意味ではいざという時に市民の命などに関わる部署は人員体制を充実し、厚く見ていくべきだと思います。人員体制の問題についてお尋ねいたします。更には現在の緊急配備の役割分担の見直しについても見直す考えが無いのか質問いたします。
2回目
私は災害が発生した場合、手元にパソコンがあればすぐに市のホームページを見ます。なぜなら、公共放送では、多くは震源地近くの街の情報が中心となって放送され、苫小牧市に絞った扱いはほとんどされません。ですから、市に期待する情報は苫小牧市を中心とした情報です。ところが、今年7月8日に樽前山周辺を震源とした地震がありました。素人の私は樽前山が噴火したんじゃないか、噴火していなくても噴火と関連がある地震ではないのかと疑いました。結構大きな地震でしたから。
そうして11月3日には苫東を震源とした地震がありました。どこが震源なのか当初はよく分りません。テレビでは震源を示すバッテンのマークは苫小牧の東なのか、浜厚真なのか、鵡川の西なのかよく分りません。その後、緯度・経度が判って地図で調べると苫小牧東港の少し東側の海中ということが分りました。ただ、その震源のすぐ近くに石油備蓄があり、苫小牧市は震度3でしたが、石油備蓄や東港では4なり5の震度が想像できます。そう思うと私はあの出光の火災の記憶がよみがえりました。そうしてあの石油備蓄が建設当時に地下に活断層があるからと反対運動が起きましたが、そのことも思い出されました。だからこそきちんとした正しい情報を、初動から何段階に分けて出し続ける必要があるのではないかと思います。例えば苫小牧市民の中に石油備蓄で働く人が居ます。家族は連絡があるまでは心配だと思います。また、鵡川方面へ苫小牧から行く人、帰る人も居るでしょう。それらの方々に正確な情報を与えるべきだと思います。どうも聞いて見ると、市では避難が必要な時にだけ情報を出すという事だと思います。しかし私は震度だけでなく、苫小牧が震源になった場合、普通の苫小牧市の震度ではそれ程大きくなくても震源近くでは更に大きな震度が予想される、まして震源がその次に更に大きな災害に繋がらないのか。繋がらないとしても繋がらないという情報を出す必要があると思います。しかしどうも、市としてはそのように想像を働かせてではなく、単に震度などにより巨大な地震、避難が必要な地震だけ対応しているのではないか、その点質問いたします。
同じ震度だったとしても震源が苫小牧、及びその周辺となれば、または苫小牧周辺の活断層や火山が原因なのかどうか、違うなら違うことも含めて対応するべきだと思います。ところがそれが出来ていない。後手後手の対応です。その原因は人員体制が十分でない、今以上に情報を出すためには人員体制を増やす必要があると私は思います。そのような考えは無いのでしょうか、質問いたします。
最後にホームページの件は昨年その手法を見直したという事ですからそれは結構です。作業方法を変えて十分な情報を発信できるようにしっかりと今後の対応を見つめていきたいと思います。
続いて防災についてお尋ねいたします。私はこの間いろいろと自然災害の発生とともに、想定外の対応をしなければならない担当の部署は大変だという目で見て、いろいろ失敗があっても「急なことだから完璧には行かないのだろう」と思って、大目に見ておりました。
しかし毎回あまりに多くの不手際が続きますので、先日の「安全・安心のまちづくりに関する特別委員会」で質問しました。その時いろいろ指摘した件には答えていただき、改善も約束していただき、私としてはそのような対応がされるのであろうと安心もいたしました。
しかし、その後あった地震の対応に全くその教訓が生かされていなく、改善もされていない、ですから私は今回一般質問でそのこと、重複もあろうかと思いますが質問いたします。
それは災害発生時の市民周知であります。例を出しますと、少し古いのですが東日本大震災の時、私は車を運転中で丁度3時のニュースを聞いておりました。まずニュースの最中東京で大きな地震が発生し、その揺れが苫小牧でも私の乗っている車を大きく揺らし、更にそのテレビは関西キー局の番組でしたが大阪のスタジオも揺れました。これは大変大きな地震であると判り高台に避難して車のテレビと携帯電話で苫小牧市のホームページを見て情報を取ろうとしましたが、全く地震の情報がありません。暫くして、満潮時を過ぎてから家に帰り、家のパソコンで市のホームページを見ると地震の情報が出ている、あれっと思って携帯から市のホームページに入るとやっぱり出ていませんでした。あれだけの地震ですからパソコンからホームページを見るだけでなく、携帯から見ざるを得ない人もいます。そんなことがありました。
さらに、今年の7月8日午後6時5分頃、樽前山周辺を震源とする地震が発生しました。私は家に居ましたのでパソコンで市のホームページを見ながら、テレビはいろいろと掛けてみていました。市のホームページには一切何の表示もありません。しかしながら6時20分頃に苫小牧市の職員がテレビのインタビューに答えておりました。そして地震発生から30分以上経った6時40分頃にホームページにようやく書き込みがありました。しかし震源が樽前山周辺の大きな地震が起きても30分以上経っての対応では市民の役には立ちません。その他にも大雨の情報で白老で記録的な大雨が降っていた時の情報を防災ラジオで知らせていないということも取り上げまして改善を要望いたしました。
それに対して市の答えは「情報提供の時期などについて、問題点があるかと思います。また、内容等も問題点があろうかと思います。これら問題点が少しずつでも改善されるように努力して参りたいと考えております。」と答えておられます。
しかし、11月3日11時28分に起きた地震は震源は苫小牧東部工業団地周辺であり、苫小牧市は震度3でした。確かに苫小牧市は震度3かも知れないけれど、震源が苫小牧東部工業団地の石油備蓄の近くであり、むかわ町が震度4なら何らかのお知らせをするべきだと思います。しかし市のホームページにはいつまでたっても何の書き込みもありませんでした。
それでなくとも石油備蓄を苫東に建設する際、地下に活断層があるということでの反対運動がありましたので、その地震によって何か被害が出たのか、問題ないのか知らせるべきだったと思います。つまり、樽前山周辺を震源とする地震で質問し、市が改善の努力をするとした答弁が何も活かされておりません。改善の努力ではなく、改善すると断言していただかなくては納得できません。ご答弁をよろしくお願いいたします。当日の市の対応とその考え方、そして今後の改善点をお答え下さい.
また、樽前山周辺の地震は発生が夕方の6時5分。今回の苫東が震源の地震は11月3日で祭日でした。このような休みの日、または職員が帰庁した後の時間帯に災害が起きた場合、素早い対応が出来ていないのではないでしょうか。その辺の休日体制の問題はどうなっているのでしょうか。当然災害は24時間、何時起こるか解りません。休みの時間だから遅れたのでは意味がありません。市の見解を求めます。
最後に申し上げたいのは、連携体制の問題。例えば先程から申し上げているホームページは部署が違う広報課が協力するということになっております。しかし、これらの急を要する書き込みは協力体制で行なうことによって素早さを失ってしまうのではないか。危機管理室の人員体制を充実させて、やはり担当がするべきことは担当がする、そして皆が参集してきた段階でそれぞれの仕事をお任せするところはお任せするということにしなければならないのではないかと思います。私はいつも人件費を削れと言っていますが、必要なところにはきちんと見て行かなければならないと思っています。そういう意味ではいざという時に市民の命などに関わる部署は人員体制を充実し、厚く見ていくべきだと思います。人員体制の問題についてお尋ねいたします。更には現在の緊急配備の役割分担の見直しについても見直す考えが無いのか質問いたします。
2回目
私は災害が発生した場合、手元にパソコンがあればすぐに市のホームページを見ます。なぜなら、公共放送では、多くは震源地近くの街の情報が中心となって放送され、苫小牧市に絞った扱いはほとんどされません。ですから、市に期待する情報は苫小牧市を中心とした情報です。ところが、今年7月8日に樽前山周辺を震源とした地震がありました。素人の私は樽前山が噴火したんじゃないか、噴火していなくても噴火と関連がある地震ではないのかと疑いました。結構大きな地震でしたから。
そうして11月3日には苫東を震源とした地震がありました。どこが震源なのか当初はよく分りません。テレビでは震源を示すバッテンのマークは苫小牧の東なのか、浜厚真なのか、鵡川の西なのかよく分りません。その後、緯度・経度が判って地図で調べると苫小牧東港の少し東側の海中ということが分りました。ただ、その震源のすぐ近くに石油備蓄があり、苫小牧市は震度3でしたが、石油備蓄や東港では4なり5の震度が想像できます。そう思うと私はあの出光の火災の記憶がよみがえりました。そうしてあの石油備蓄が建設当時に地下に活断層があるからと反対運動が起きましたが、そのことも思い出されました。だからこそきちんとした正しい情報を、初動から何段階に分けて出し続ける必要があるのではないかと思います。例えば苫小牧市民の中に石油備蓄で働く人が居ます。家族は連絡があるまでは心配だと思います。また、鵡川方面へ苫小牧から行く人、帰る人も居るでしょう。それらの方々に正確な情報を与えるべきだと思います。どうも聞いて見ると、市では避難が必要な時にだけ情報を出すという事だと思います。しかし私は震度だけでなく、苫小牧が震源になった場合、普通の苫小牧市の震度ではそれ程大きくなくても震源近くでは更に大きな震度が予想される、まして震源がその次に更に大きな災害に繋がらないのか。繋がらないとしても繋がらないという情報を出す必要があると思います。しかしどうも、市としてはそのように想像を働かせてではなく、単に震度などにより巨大な地震、避難が必要な地震だけ対応しているのではないか、その点質問いたします。
同じ震度だったとしても震源が苫小牧、及びその周辺となれば、または苫小牧周辺の活断層や火山が原因なのかどうか、違うなら違うことも含めて対応するべきだと思います。ところがそれが出来ていない。後手後手の対応です。その原因は人員体制が十分でない、今以上に情報を出すためには人員体制を増やす必要があると私は思います。そのような考えは無いのでしょうか、質問いたします。
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プロフィール
HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
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