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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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2017.12月議会一般質問−2

2.市民サービスの向上
⑴.庁舎内保育・託児施設の設置について
① 先月安全安心の特別委員会では熊本市に昨年あった震度7が二度もきた地震からの災害復旧を学びに行って来ました。その時の視察の内容はまた別なところで市政に生かして参りたいとおもいます。その時熊本市議会の要覧を見て思ったのですが、熊本の男の人は一本気で不器用な肥後もっこすと言われますが、女性は内に秘めた情熱と強さがある「火の国の女、肥後の猛婦」と言われるだけあり、「さすが女性の議員が多いんだなあ」と感心してきました。そういえば以前知事も日本で二番目の女性知事、潮谷義子さんでした。
 そうしたら何日もしないうちに市職員を恫喝する女性議員が報道されたり、確信的に赤ちゃんを議場に連れて来た女性議員がいたりと、いろいろな騒動があり議長を悩ませているものと思います。
 子育てに関しては苫小牧議会では今すぐそのような問題は起きないとは思いますが、このような問題は各地に伝播しますし、そしてやがて苫小牧市議会も対応せざるを得なくなります。そうなると内容を議論することなく、「対応しない市は世界常識から遅れている」と言われかねません。しかし、一議員のために多くの税金を投入することは果たして市民から批判されないのだろうか、ましてや待機児童が大勢いるような現在の状況では「なぜ議員だけ」と言われます。そこでまず健康こども部長にお尋ねしますが、市内に待機児童はどの年齢に何人いるのでしょうか。
(0歳児で81人おります)
② わかりました。0歳児に81人いるということですね。今政府も女性活躍社会を目指して、子育てに対して腰を入れて取り組むものと思います。
 さて、目を転じて、来庁する市民サービスとして市役所で手続きをする間、子供を預かるということは市では検討していないのでしょうか。
(行革プランに盛込んでおり、今年度中に方向性を決めたい)
③ 私は、市内の子育て世代に対しては待機児童の緩和対策。来庁者へのサービスとしては一時託児という政策。市役所に働く人に対しては事業所内保育施設として女性が働きやすい職場環境づくりに。さらにもしも熊本のような議員がいたならば、日単位で受け入れる保育、託児施設を設けるという順序で、このことを解決を図るべきでないかと思います。
 先程も申し上げましたが、市内に待機児童がいるのに市職員や議員に対してだけ手厚くしていると市民に取られたらこの問題はうまくいきません。当然、まずは庁舎にやってくる市民サービスの向上のために一時託児サービスを考えますが、いつ来るかわからない来庁者への対応だけでは担当職員の配置にムラや無駄が出て来ます。そこで、市職員向けの保育施設を設けることで、いつ来るかわからない来庁者への対応もしっかりと対策をし、また市職員の子供が庁内保育施設に入所することによって市内保育施設にその分空きが出てきますから、市内の待機児童にとってもその分解消されます。また、さらにもしも熊本のような乳児を抱えた子育て中の議員が出てきても対応が可能であり、あの熊本議会のような混乱は回避されます。そういう意味で庁舎内に保育・託児施設を設けるべきだと思います。
 私は幼稚園と保育園しかなかった古い感覚しかありませんが、最近認定こども園やなんやと新しい制度が出てきています。そこで私の提案のような託児施設と保育施設を一緒に作ることの法的問題等はあるのでしょうか。
(認可保育施設なら一時保育も有料化しなくてはならないし事前予約も必要だが、認可外施設としてなら開設できる)
④ 無認可の保育施設を市庁舎内に設置するのなら法的問題はないとしたなら、是非作るべきだと思いますが何か障害になることはあるのか。勿論お金がたくさん必要でしょうがそれ以外に何かあるのかお尋ねいたします。
(最も大きいのは市民理解が得られるか、その他にも場所も庁舎狭隘化の問題がある)
⑤ さて、その際作る場所ですが、私は外部ではなく、本庁舎、もしくは第2庁舎に作るべきだと思います。スペース的に作る場所を確保できるのでしょうかお尋ねいたします。
(関係部局と協議していきたい)
⑥ その際、管理運営はどこがするのか、直営か民間委託なのかがあると思いますが、私は民間委託するべきだと思いますが、民間委託に対して何か不都合はあるのでしょうか。
(関係部局と協議していきたい)
⑦ わかりました、是非民間委託をした形で庁内保育・託児施設を作ることを求めたいと思います。今熊本市議会を例に市議会のことだけ申し上げましたが、例えば審議会や市長の諮問機関がいろいろあります。いろいろな委員の方がいますし、当然若い委員の方もおられるとおもいます。また連れて来られた子供の側から言っても、議場がのびのびとした保育環境とは思えません。そういう意味で託児・保育施設を作るということはいかがでしょうか。
(有用な取組と思うが、コスト面や市民感情の問題もある)
⑧ 少なくとも私は今後、このような議論をすることを求めて、女性が働きやすい環境整備のために先頭に立って努力している市長にお考えをお聞かせいただいてこの件の質問を終わります。
(有用な取組と思うが、市民感情など丁寧な説明が必要であり、今にわかに実施はできない)
⑨確かにそうかもしれない、しかし今日の論議がこの問題のスタートとして、今後各部署で議論する、そうなれば質問した意味も出てきますのでよろしくお願いします。
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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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