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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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2018予算委員会−4

3−1 中学校費について
⑴先日より民生費で平和祈念式典の話が出ていましたが、中学生を強制的とはならないでしょうが、夏休み中ですが平和授業として大変にいい経験ができると思いますが、中学生の参加を求めることはできないでしょうか。
3−2 中学校施設費
⑴現在の東中学校の暖房は集中暖房ですが、新しい校舎の暖房はどうなっているのか。
4−4 科学センター費について
⑴.科学センター費についてお尋ねしますが、展示物の更新費はどういう内容でしょうか。
⑵.科学センターが今度の市民ホールとの合併建築にはなりませんでした。市民ホールの後には総合体育館など改築の話などあり、そうなると少なくても現状の施設を後10年以上使うということになります。施設そのものはそれでも仕方がないとしても、展示物はこのままでは陳腐なものになってしまいます。以前から予算がつかず、手作りのものなどで凌いでおりました。それでも改築される時には展示物も一新されるだろうと考えてきましたが、それがままならない。確かに展示物も手作りの物と違い年々いいものができていますが、それとともに購入金額も高くなっております。まずはそのような現状認識でないかと思いますがいかがでしょうか。
⑵.そうだとしたら、今回の市民ホール建築から外れたことによって、真剣に展示物に関して更新を考えていかなければならないと思いますが、予算的にそうはなっていないと思いますがいかがでしょうか。
⑶.話は変わりますが、私は科学センターの展示内容はできるだけその土地の産業などと結びついたものであることがいいのではないかと思います。例えば室蘭であれば鉄のできるまでとか、石油精製の仕組みなど展示しています。これは市立ではありませんが以前名古屋に行った時、トヨタの産業記念館では豊田織機の技術改良の歴史がよくわかる展示があり、私も大変興味深く拝見してきました。ですから、苫小牧の科学センターは紙や石油、自動車などのコーナーを王子製紙や日本製紙、出光興産やトヨタ自動車、いすゞなどに協力してもらい、そのコーナーを作り、市の持ち出し予算もなるべく少なくしてみてはどうだろうかと考えます。私は苫小牧の子供が自分の父がどのような仕事をしているのか分かることにより父の仕事に誇りを持つことにつながります。実際私が中学生の時、仲間10数人で室蘭の科学館へ行ったことがありますが、日鋼の社宅に住む友人は鉄ができるまでの展示物の前で「自分の父親がここの部分の仕事をやっているんだ」と自慢していましたが、私はそういうことはいいことだと思います。市の考えをお聞きいたします。
⑷.予算のことですので、きっと館長からは財政に要望しているのだと思います。予算書にないことを質問しているわけですので質問にはしません、要望で結構ですから市長、よろしくお願いします。
4−5 美術博物館費について
⑴.次に美術博物館についてお尋ねいたします。昨年12月の一般質問で私は地元ゆかりの作家の作品を収集してはどうかと質問いたしましたが、市では「それよりも企画展に予算を使いたい」と答えておりました。しかしそれでいいのかと私は疑問です。それはあなた方市の職員がどれだけ地元ゆかりの芸術家に精通しているのか甚だ疑問だからです。
 具体的にお聞きいたします。あなた方は吉野大巨という書道家をご存知ですか。
⑵.現在は武蔵野市に住んでいますが苫小牧出身で苫小牧東高校で広田岳洋先生に出会い、大東文化大学に進学し桑原翠邦先生に師事します。今はただの一書家というだけでなく、墨華という書道の手本を毎月発行し大変大勢の書道を学ぶ人たちに段や級を与えている、古典派の書道団体の代表者です。担当の方はきっと私が言うまでわからなかったでしょう。
 同じく苫小牧出身で吉野大巨先生と苫小牧東高で同級生だった稲塚秀孝監督。恵庭事件を映画化した「憲法を武器として」、これは吉野大巨先生が題字を揮毫しましたが、稲塚監督の映画ライブラリーやメガホンなど何かゆかりの品、美術館にありますか。
⑶.私は美術館と言いながら、映画も芸術作品ですから、地元ゆかりの監督のゆかりの品のコーナーがあってもいいと思います。
 私は以前桑原翠邦先生の題字のことを市民ホール建設にあたって聞きましたが、桑原先生は帯広出身です。そうではなくて地元出身の作家、芸術家の作品を収蔵してはどうかと言う質問です。その場合あなた方が色々調べていて、収蔵の必要がないと言うなら仕方がありません。しかし、そうではなくてただ知らないのに必要がないと言うのなら勉強が足りないと私は思いますがいかがでしょうか。
⑷.市民会館の題字の質問や12月の地元ゆかりの作家の作品収集の質問を私の市政報告で知った市内の学書家の方が私に手紙をくれました。その方の同級生が室蘭の文学館の館長さんだそうです。その館長さんから頼まれて、その方が収蔵していた吉野大巨師や大沢尚洋師、桑原翠邦先生の作品まで全部預けたそうです。それが苫小牧だったらよかったのにと言うような内容でした。だから、市の美術館としては有料であるかどうかより、まずどのような人が苫小牧ゆかりの芸術家として活躍しているのか、その調査をしてみることが必要ではないかと思います。私は若干書道に詳しいのであって、油絵や日本画などはよく知りませんが同じようなことが言えるのではないかと思います。その調査の必要性についてお答えください。
⑸.私は、そう言う地元出身で中央で活躍している人や、苫小牧に住んでいながら中央で名が知れた芸術家を市立美術館で展示する、それを見た子供たちは故郷苫小牧に誇りと愛情を持つ。先日常呂のカーリングチームがオリンピックから凱旋してきた時言いました。皆さんもご存知でしょう。「常呂は何にもない町だよねー、だから以前は都会に憧れていた。でも今は常呂でなかったら夢は果たせなかったと思う。」と言う言葉、私は聞いていて思わず目頭が熱くなりました。それは、ある意味、苫小牧の子供達に野球をしている子供たちは大リーグで活躍するマー君は駒沢高校なんだ。ホッケーをする女の子はスマイルジャパン多くは苫小牧の人たちなんだ。と思うのと同じように日本で活躍する書家や映画監督がいるということ、これは故郷を愛する心を醸成する大切な情報発信の必要があります。まだ、地元作家の作品を収集する考えはないでしょうか。
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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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