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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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一般会計予算委員会−3

一般会計予算委員会−3
民生費
3−1−4 心身障害者福祉センター解体事業
1. 心身障害者福祉センター解体後の利用はどう考えているのでしょうか。
2. 福祉部では具体的考えは持っていないと言うことですが、福祉部から解体後は普通財産として管財に財産の移管が行われるのか。
3. そうなると財政部にお聞きしたいのだが隣接する市営住宅は既に住み替えが住んでいるので今後解体しなければならない。そうすると大変大きな土地が市役所もある中心部の旭町にできますので跡地利用は、私は目先の事業に分割して考えるのではなく、大きな括りで一体的に考えるべきと思うが財政部としての考え方を示して下さい。

3−1−1 アイヌ文化伝承事業費
1. ウポポイのオープンが迫っているが、そういう事業とのタイアップはないのではないか。
2. アイヌ伝承事業費でカムイチェップミノは一時さんフェスタ会場開催中に近くで行われていたが昨年はまたさんフェスタ会場から離れた、理由は何かあるのか。今年はどこで行われるのか。
3. 扱いが横でまるで継子扱いだったことにアイヌ協会がガッカリして会場を移したのではないか。
4. アイヌ協会の方々の考えを第一にして今後進めてください。
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一般会計予算委員会−2

総務費ー2
2−2−1 ふるさと納税
1. 資料によれば平成30年度は3億9300万円の寄付額に対し返礼品が2億4400万円。これを引いて差額の1億4900万円弱が市への寄付額になることがわかりました。
ただこの他に事務経費や特に市内在住者が他市への寄付をした場合その分減税となりますから、市の収入が減ります。つまり、事務経費と市民が他市への寄付がいくらあったのかが問題になりますが、いかがだったのでしょうか。
2. 今平成30年度のことをお答えになりましたが、令和2年度の見込みはどうなるのでしょうか。
3. これは単純に喜べません。現在はプラスですがふるさと納税が数億円あっても実質収入は数千万円、苦労して競争している割に身入りが少ない。地場産業の活性化に役に立ってはいますが、しかしこれは苫小牧市だけ止める訳にはいきませんし、悩ましい問題だと思います。そういう意味で返礼品の金額が下がったことは良かったと思いますが、今後も本市の返礼品を魅力のあるものを開発し、競争に勝ち抜かなければならないと思いますが、市の考えをお聞きします。

2−5−2 住居表示板事業
1. 住居表示板事業は以前から私は一般質問で取り上げ言っておりましたので、一時的に改善されましたが、その後も経年劣化が進み、今現在また大変見にくくなりました。更新計画はどうなっているのでしょうか。
2. 計画はわかりますが、計画通り改善していても大変醜い状況です。計画以上に見直す考えはないのでしょうか。
3. 次に四ツ角全てに表示があればいいのですが、そうはなっていません。さらに言うとT路路などに表示がなく右に行ったらいいのか左に行くべきかわからない場合があります。このような変形の交差点にも丁寧な表示をするべきでないかと思うがどう考えているのでしょうか。

一般会計予算委員会

総務費−1
まず最初に今回のコロナウイルスの件、進行中の問題だから質問への配慮を考えました。概ね理解はしますがしかし記者会見で記者の質問に答えたのに議員は聞かないというのでは問題があります。そこで質問はしますが答えられない質問は答えなくて結構です、答えられるもののみお答えください。質問時間が大幅に短くなりましたので質問順番も重要と思われるところから聞いていきますことお許し願います。
2−1−10、11 姉妹都市費及びこども国際事業費
1. 国際友好姉妹都市交流事業、特に中国秦皇島市との交流ですが、今般のコロナウイルスの問題があるなか、どのような交流を行うのか。苫小牧来訪、中国派遣、子供交流などどうするのか。。
2. 関連して今年はコロナウイルスで大変な騒ぎになっている。こども国際交流事業はどのような内容か。どこへ、いつ行くのか。私は毎年実施していますので、今年だけ実施しないということは避けてあげたい。例年と違う時期になったとしても行かせてあげたいと思いますがいかがでしょうか。

2−2−1 苫小牧国際リゾート構想推進事業費
1.総務費今回のコロナウイルスの騒動で観光産業の脆弱さが認識さましたが、私は以前から観光は水商売ですから、国の成長産業をIRとするのではなく、額に汗して働くものにするべきだと言ってきました。市は今回のコロナウイルス騒動を見てもそのような考え方に立つつもりはないのでしょうか。
2. 今回のコロナウイルスの問題は大型クルーズ船を誘致するまちに大きな警鐘を与えました。これ改める考えはないのか。
3. 市長はシンガポールを成功例としてシンガポール型のIRをめざすと言っておりましたが、そのシンガポールのカジノはやはり社会不安を引き起こすということで今入場料を3倍に引き上げるべきだという声が上がっていると聞きました。その結果はどうなるかはわかりませんが、やはりシンガポールでもカジノは良いことばかりではない、あまり傾倒するのは危険と思いますがいかがでしょうか。

2−3−4災害対策費
1. 先般市長はコロナウイルスの緊急支援として秦皇島に防護服やマスクを送りました。そのこと自体は素早い対応で良かったと思います。備蓄品を集めて送ったとありますが、どれくらいの量、総額いくらぐらい送ったのでしょうか。
2. 苫小牧市も国内有数の港町ですし、新千歳空港も市域にあります。。当然、中国を筆頭にアジア圏からの来訪も多くあります。そうなれば今まで使うことなく在庫していた防護服が急に必要になることが考えられますが、その意味では送って大丈夫なのか。緊急に中国に送った後もまだ多くの在庫があるのか、いかがでしょうか。苫小牧市でも多勢の患者を出してる現在、マスクが足りないという市職員の声も聞きますがいかがでしょうか。
3. 次に、苫小牧市から多くの感染者を出しています。市は緊急に対策本部を立ち上げ市長を中心に庁議を開催しました。マスコミへの情報の出し方ですが、1回目の発表はある程度詳しく公表しましたが、2度目は詳しく発表しませんでした。その差はなにによるものなのでしょうか。
4. 本人が公表を拒んでいるとのことですが、個人情報の保護と公衆衛生上、疫病の蔓延を止めるという必要があります。ここのところの判断はどうなるのでしょうか。
5. さて、経済の問題もありますが、不要不急の集まりは極力避けるべきと思います。市の管理する市民会館などの貸館を自粛しましたが。再開の判断はどういう基準になるのでしょうか。
6. 今は卒業式シーズンですが、次は入学式シーズンになります。いかがするのか。
7. また、私はこの議会開会前に札幌に運転免許の書き換えに行ってきましたが座る席がびっしりと隣り合って指定され、この時期ですから少々不安を抱きました。そこで思ったのは法律上講習を受けなければなりませんが、例えば特例法などで、蔓延期間が終わってから取れればいいのにと思いました。その意味では特例を設けて例えば入札を1ヶ月ずらし、その間は今までの業者にやらせる。または電子入札を増やすなどの対応は考えていないのか。
8. 市の施設以外には例えばホテルやスポーツジムなどにも果たして自粛を求められるのでしょうか。
9.現在はインターネットの時代ですが、早速インターネット上ではいろいろな話が流れています。それを一つ一つここで取り上げませんが、中にはデマも多いように思われます。その言葉を信じれば健康に害が起きかねないことや、差別につながる恐れがあることがあります。東胆振地震の際もデマが出回りましたが、今回市はどのように対処したのか。前回の教訓は生かされているのでしょうか。

2−2−2 新千歳空港整備事業負担金
1. 新千歳空港整備負担金の金額が(H30年度3400万円→H31年度5800万円→令和2年度9500万円)と大幅に増えている。理由はなにか。
2. 空港民間委託された場合この支出はなくなるのでしょうか。
3. 国の決定で過去において空港の拡張事業が行われ、その際地元負担があったことは承知しておりますが、民間委託後その負担割合などは以前と変わらないということかお聞きいたします。
4. そういう意味では、ここ数年事業費が倍々で増えていますが、これは国に要望していた事業が採択されて事業費が伸びているから市の負担も増えている、ですから要望していた市にとっては有難いことだということですね。これは国の採択があっての事業ということだと思いますが、しかし、地元市といたしましても国から言われただけどんどん負担が伸びるというわけには行きません。当然計画があってのことだと思いますが、今後どのくらいの負担になるのかお答えください。

⑵胆振の由来について

それでは話題を変えて、今年は松浦武四郎が北海道と名付けて150年ですので、テレビなどでもドラマや特集でも取り上げられておりますが、その北海道の命名時に胆振国という地名もつけられましたがその由来について教えていただけたらと思います。(後出)
 今から1360年前、斉明天皇というと中大兄皇子(天智天皇)や天武天皇の母親ですからちょうど大化の改新と時期を同じくした斉明天皇4年に越の国の国主、阿倍比羅夫に蝦夷征討を命じました。齶田(秋田)、渟代(能代)、津軽、渡島と渡り、斉明5年(西暦659年)に胆振鉏の蝦夷20人を集めて饗応し禄を与えました。さらに後方羊蹄(シリベシ)に役所を置き、粛慎までも征服したことが日本書紀に記されています。阿倍比羅夫はニセコの比羅夫山にもその名を残し、後には百済救援のため白村江の戦いにも参戦しています。日本水軍の長のような立場だったのだと思います。さて、松浦武四郎がその胆振鉏はどこかと調査した時に新井白石が胆振とは勇拂(勇払)のことであるとしていた説を取り入れて「それでは山越と沙流の間を胆振としよう」と決めたのです。正直言って胆振鉏が勇払だという考古学的な資料、例えば当時流通を始めた富本銭や和同開珎が勇払から出れば有力な証拠になりますが、それは出ていません。しかし、経緯から言って日本書紀に安倍比羅夫が胆振鉏の蝦夷20人と宴会を開いたことも、新井白石が胆振鉏とは勇払だと言ったことも間違いありません。それで松浦武四郎が名付けた訳ですが、これほど日本の教科書に出て来るスーパーオールスターキャストが揃った事例はないのではないかと思われますが、そのことをきちんと記した看板は勇払の資料館前だとか、苫小牧駅前にでもあればいいのにと思いますが見当たりませんどうなっているのでしょうか。(掲示してない)
 私は子供たちへの教育だけでなく、大人であっても故郷の歴史を知ることは故郷に誇りを持ち、愛郷心につながるものと考えます。また、歴史好きな大人を苫小牧に迎えるツールになると思います。そういう意味でオールスターキャストが揃った話題をそこに由来の場所に知らせる掲示を行うことを是非するべきだと思うのですがいかがでしょうか。(阿倍比羅夫の北征が史実か、胆振鉏も諸説ある)
 阿倍比羅夫の北征が歴史的事実としての裏付けがないとのことですが、このすぐ後日本書紀に天智天皇が漏刻を作ったことが出ております。1972年飛鳥寺のすぐ横から遺跡が発見され、その土地の名前をつけて「水落遺跡」としました。中間発表した時にはしっかりとした基礎がある建物だったため迎賓館があったのではないかと思われていたのですが、その後漆塗りの板や小さな銅の管が発見しそれは日本書紀に書いてある漏刻の後だとわかりました。しかし、その土地の名前に「水落」という名前をつけ、漏刻が無くなった後も1350年間名前が残って来たわけです。私は土地の名前というものはそれだけ大切にしなければなんということが今回の質問のきっかけだったわけですが、それほど日本書紀の記述は先史時代の記述は別としてほとんど事実だったと思っていますし、胆振鉏が虻田だとか色々な説があることは分かっています。しかし、新井白石が勇拂と言いそれで松浦武四郎がつけたわけですからその事実だけを記載することは何ら問題はないと思います。

2019.12一般質問原稿−2

2.アイヌ語地名や歴史等の看板設置について
⑴苫小牧の由来
 IRはまずはだめでしたが、それでも新千歳空港でのインバウンドは増え、今まさに苫小牧市もグローバル社会にまっしぐらに突き進んでいます。しかしそういう時代だからこそ自分のまちの歴史や物語を知る、特に来年はウポポイの完成もありますから苫小牧の小学生を中心に市民がよく学び、苫小牧を訪れる人にも情報を提供する、私はそういう意味では市内各所に苫小牧の歴史、文化、地名の由来を知ることができる、腐食しないステンレス製の看板の設置を求めたいと思い質問いたします。
 まず最初に苫小牧の地名の由来、アイヌ語から来ていますが市の公式見解はどういうものでしょうか。(後出)
 はいわかりました。実はこれには2説あり、ト(湖)・マコマ(山奥に入っていく)・ナイ(川)という説。札幌にある真駒内の上にト(湖)がついた地名ですね。もう一つはト(湖)・マコマ(山奥に入っていく)・イ(もの)ですが、今苫小牧の公式見解がわかりました。両論併記でも構わないと思います。それではそのことを例えば苫小牧駅であるとか、市役所であるとかにでも看板を設置して市民に理解が深まるようにしていますか。(新富町の川の看板に記載している)
 現在新富町の苫小牧川の看板にその由来が書いてあるとのことですが、道内をくまなく歩き地名の由来を確定した北海道ソーダの初代社長山田秀三氏の説によれば旧樽前神社の近くを流れていた川周辺がマコマイ、トマコマイの由来ということなので少しその看板とは距離があるように思いますが、いいでしょう郷土史家の一掃の研究を待ちたいと思います。
 私はそういう看板がゆかりのあるところに設置し、市民が興味を持ってみることが必要だと思います。今答弁があったように川の看板のところに由来も小さく入っているものがあるのは判りましたが、私は駅や市役所に設置する必要があると思っています。

2019.12一般質問原稿

1.IRについて
 通告に従いまして順次質問いたします。まずIRについて質問の前に通告の項目が大きいと先日議会運営委員会で注意されました。私は11月27日の議案説明会の後すぐに質問通告を出しました。その中でまずはIRについて先の臨時議会で質問した件、答弁は議長より注意を受けてなされませんでしたので、改めて確認をすることを中心に組み立てたものです。しかし、11月29日鈴木北海道知事はIR誘致を見送りました。私は原稿を急遽全面的に書き換え今日に至りましたが、そういう事情も想定できましたので、通告を細かい項目ですることができなかったこと先ずはお詫びいたします。
 今まで先に質問した議員と同じ質問は控えたいと考えますが、もしも重複があった場合はご容赦いただきたいと思います。
 まず、見送りを決めた鈴木知事から岩倉市長にいつ、どのような方法で見送りを知らされたのでしょうか。その際岩倉市長はどのような受け答えをしたのでしょうか。知事の反応はどうだったのでしょうか。

 実に信じられない答弁ですが、議会での一般質問に対する答えなので信じるしかありません。驚きました。
 次に知事の見送り理由ですが新聞報道によると一つは猛禽類などの希少動植物のアセスメントに最低二年かかり間に合わない点ともう一点は道議会自民党内の意思統一ができていないからとありましたが、それに間違いないのでしょうか。

 道議会自民党が割れていることは以前より報道で知っていましたが、新聞を裏から読むと、知事選のしこりが道議会庁舎でのタバコの問題やIR誘致問題に影響しているのでは無いかと私は思っていますが、この度の意見集約、市長の感想をお聞かせください。

 確かに市長に道議会の議論に場外乱闘で入っていく訳にいかないことは理解します。
 次に希少動物のアセスメントに二年かかるから間に合わないという件。これなど今頃言う話なのかという思いがありますがいかがでしょうか。本来2年もかかる調査ならアセスメントとは違うかもしれませんが先に十分調査しておいて、最終的に判断をする、そうでなければ来年7月の申請にはどうしたって間に合わない、それは道でも市でも分かっていたのではないでしょうか。

 私がこの状況を思うに市では環境問題なんて大きな問題ではないとたかを括っていたのではないかという疑問が湧いてきます。猛禽類が繁殖していたとしても営巣地を移動させられるから何とでもなると考えていたのではないでしょうか。

 市としてはしっかりと環境にも配慮して実施して来たし、今後も同じだということはわかりました。
 さて、地元新聞ではMAプラットホームの方も10年計画を20年に伸ばすということですが市はどのように聞いているのでしょうか。実施期間が延びるのではなくて、そのまま実質的にフェードアウトする考えでは無いかと想像するのですがいかがでしょうか。

 道は断念ではなく再来年の申請期限に間に合わないという姿勢ですが、そうなると苫小牧市としては、次の申請まで今後も運動展開を続ける考えでしょうか。

 当初市長は苫小牧市発展の危機感から誘致を表明いたしました。そのような厳しい認識があればこそ、私が恐れるのはいつまでも可能性のない問題を追い続けるとそれだけ苫小牧市の発展が遅れてしまい、しまいには取り返しのつかないことになるのではないかということですが理事者のお考えをお聞きいたします。

 IR抜きの苫小牧市の発展はどのように考えているのでしょうか。

 さて、道は苫小牧市に議会の正式な決議案を求め、先日臨時会を開き、その話を受けて議会与党が決議案を議会提出したのではないのかと思います。しかし、今回の流れを見ていると道と一括りで言っても知事が求めたのではないのではないか。例えば、知事の思いを忖度した副知事の要請だったのか、岩倉市長側の忖度だったのか。
ただ単に議会会派である新緑が勝手にやったことなのか。私はそうではないと思いますがいかがでしょうか。

 どちらにしても臨時議会を開いてまで決議した、またその手法も慣例を破り前会派一致でないものを強行した。勿論決めたのは議会であって、市長ではありませんが、しかし市長からの要請があって実行されたということは皆分かっています。そのあり方として正しい前例であったのか私は疑問に思います。市長の答弁を求めます。

 最終的に今回の問題、今まで使った予算はそれほど多くはないのかもしれませんが、総合政策部内の専任者の人件費だとか、議会での調査研修費だとかまで見ると、多くの市費が費やされています。市長は今回の責任をどう感じておられるのでしょうか。

 市長に責任を追究していて言うのもおかしいけれども、私は責任の取り方というのは、IR以上のものを誘致することはできないかもしれないけれども、今ある条件の中で苫小牧市の発展を成し遂げられる道を死に物狂いで探して、市民に提示することだと思いますし、その時真っ先に考えていただきたいのは空港の民営化以後の発展と、空港周辺、特に空港からインターチェンジまでの開発、さらに港との連携を軸に考えていただきたい、それには私もできるだけ協力していきたいと思います。
 最後に、ないとは思いますが一応お聞きしておきたいのですが、IRを見据えてアメリカなどの企業が苫小牧に進出しておりました。アメリカはご承知のように訴訟社会と言われております。今回の知事の判断によってアメリカの事業者との間で、市、道、民間などが訴訟を起こされるということはないのでしょうか。あるとしたならどのようなことが考えられるでしょうか。

 今まで市長に対して厳しいことを質問してきましたが、しかしイニシアチブを握っている鈴木知事の判断が出たということは、これをひっくり返すことのできない問題です。であるならばこれを奇貨として先行する都市の結果を見て、計画を練り直しより良きものを次回に生かすための時間ができたと頭を切り替えた方がいいのではないかと思います。その時は私も市長も市政の第一線から退場しているかと思われますが、今回の議論があってこそ良いものができたと言われるよう良い方に取って、市政は倦むことなく常に前に進んで行くことを願います。これは質問ではありません。

臨時議会−2

前の投稿で一応と書いたが、それはあの質問は議長に注意されて答弁をいただけませんでした。それは私たちは今までIRに反対してきました。しかし今回賛成に回るためには、議案の内容のように枝葉の問題ではなく、IRの根幹に関わることを聞かなければ賛成できないからです。しかし議会ルールでは枝葉の問題しかできません。私はそれを承知であえて強行しました。なぜ賛成に回るのかは賛成が過半数の議員がおり、市長は反対の議員を切り捨ててでも賛成の議員を固めて進む決意です。だとするならば我々の意見を通すためには我々の意見を通すならば賛成してもいいということを市長に聞き、お互いに歩み寄った結果です。その後、谷川議員の質問で北海道道民を入れないカジノにするように道と話し合い、その結果は逐一市議会に報告すると答弁いただきましたので、賛成に回りました。

臨時議会−2

前の投稿で一応と書いたが、それはあの質問は議長に注意されて答弁をいただけませんでした。それは私たちは今までIRに反対してきました。しかし今回賛成に回るためには、議案の内容のように枝葉の問題ではなく、IRの根幹に関わることを聞かなければ賛成できないからです。しかし議会ルールでは枝葉の問題しかできません。私はそれを承知であえて強行しました。なぜ賛成に回るのかは賛成が過半数の議員がおり、市長は反対の議員を切り捨ててでも賛成の議員を固めて進む決意です。だとするならば我々の意見を通すためには我々の意見を通すならば賛成してもいいということを市長に聞き、お互いに歩み寄った結果です。その後、谷川議員の質問で北海道道民を入れないカジノにするように道と話し合い、その結果は逐一市議会に報告すると答弁いただきましたので、賛成に回りました。

臨時議会

10月28日、夜10時30分まで臨時議会が行われた。一応その時の原稿をアップします。
臨時議会質問原稿
 会派市民を代表して質問いたしますが、この際我が会派の考え方を申し述べたうえで質問いたしますので、質問は一括でお願いいたします。
 当初市長は苫小牧市民をギャンブル依存症から守る手法としてパスポートを提示して自国民は入れないようにしている国もある、これからの人口減少社会に質の高い雇用を維持するため苫小牧に導入するとしていました。私たちはその段階では決してIRに反対していませんでした。しかし、国の議論の中で、特にギャンブル依存症対策として入場料6,000円と入場回数の制限をするとし、日本国民が自由に入れるカジノを含んだIRとなってしまいました。それ以来我が会派はギャンブルが身近にあり一定のお金を払えば自由に出入りできるIRに反対を唱えてきました。
 その間、北海道知事も高橋はるみ知事から鈴木直道知事になり、他の都市も立候補するところも各所あり、いよいよ時期が煮詰まってまいりました。わたしは鈴木知事の政治的背景を考えるとき、とくに厳しい知事選挙を中心となって支えてきた者の顔ぶれを見るとき、それは自民党の有力国会議員や道議会議員のほとんどがカジノ推進派ですから、どうあってもGOサインを出さざるを得ないのではないか。しかも12月の当初予算策定にその費用を計上するためには11月中にもGOサインを出すものと想像をいたしました。
 苫小牧市に目を向けると、以上述べたような事情を背景に、推進しようとしている市長は、ことここに至ってはギリギリの選択として反対派を切り捨てて、推進派をまとめて進むしかないという状況だと思います。
 そこで私共は9月議会も終わった段階で以上の想定を元に我々が取るべき態度を熟慮しましたが、12月議会では先に述べた理由によりこの議論は既に遅すぎる。公式の議会の場で市長に確認するのは決算委員会しかないと考え、私は市長に私たちの願いが通るなら「積極的賛成とはならないが反対の旗を下ろしてもいい」として、施設近くに住む者、それは苫小牧市民ですが、入場制限を市長に求めました。それに対して市長は「北海道がIR誘致を表明した際には、北海道と協議の上、具体的な対策について検討を深めていく」とのことなので、私はその答えを了解したのであります。
しかし、今回の議会では市長が提案した議案ももちろんのこと、議員側からも決議案が提案されることとなりました。そうなると以前のように中立を守って推進を求める要望書に名前を記入しなかった、などという態度は取れません。推進派になるのか、反対の旗を下ろすと言いましたので反対に回ることは忸怩たる思いはありますが、反対をせざるを得ないのか。どうしても態度を鮮明にできない場合は欠席を含めて判断しなければならない。そのような思いを持って質問をいたしますのでしっかりとした答弁をお願いいたします。
 私が反対する理由は、まず第1に市長が当初言っていた質の高い雇用のためという理由は、私は多くの従業員は千歳市に住むのではないかと思います。しかし、それで私はいいと思っています。憲法で保障されているように住居はどこに定めてもいい、個人の自由ということになっていますので千歳市でも、あるいは安平町でもいいわけです。ただ私の言いたいことは市民にきちんとした情報を提供するべきであるということです。
 第2にはカジノが地方競馬の破綻を誘発し、軽種馬産業の衰退を招き、JRの廃線問題と相まって日高の衰退を招くというものです。私はこの想定は今でも間違っていないと思っています。しかし私たちは苫小牧市議会議員ですので、日高の発展や衰徴は主には日高の議会での議論を待ちたいと思います。
 第3は市民の声を聞き、判断に反映させるということですが、これも先の決算委員会で市民の声を聞くためにグループインタビューでアンケートを行うということですが、その結果は議会に逐一報告すべきであります。
 第4がIR近くに住む者は、入場料をとろうが回数制限をしようが入場することができれば、依存症が必ず出ます。市長が日本のモデルだとするシンガポールでも私がよく知る企業の現地法人の中国系シンガポール人の社長がすっかりカジノに嵌って、社長も退任し、退職金や株の売却金をすべてカジノに支払い一文無しになってしまったという事例があります。しかし、これがもし会社のお金に手をつけ、不渡りでも出そうものなら、カジノに行った人だけでなく、その会社の従業員にも大きな被害が出ます。この事例はその一歩手前で食い止めることができましたが。ですから北海道の人はおもてなし側に回り、日常生活の中にカジノを入れない。行きたい人は旅行で東京や大阪に行った時にカジノに行く、非日常ならば反対はしません。私はこのことは決算委員会での質疑で市長が私たちと同じ考えに立ってくれたと考えます。
 そこで具体的に申し上げますが、条例をつくって北海道の人が入れなくするのか、マイナンバーで北海道の人は弾かれるようにするのか、北海道を特区として実施するのか、または例えば年収1000万円以上などと収入制限をかけるのか、やり方は色々考えられると思います。これは苫小牧市だけでできるものではありませんから、しっかりと北海道と話し合っていただきたいが、その結果は議会の我々にも報告すべきでありますが、市長いかがでしょうか。
 また、そもそもIRの利用者は北海道からが大きな割合を占めております。以前IR=カジノではないという議論を聞きましたが、例えそうであったとしても、然らばカジノ入場者数のうち道内をどのくらいと見込んでいるのか。その道内の入場者がなくなるということは、その分収入が失くなるわけですが、現在苫小牧進出を考えているカジノ事業者はそれでやっていけるのか、いかがでしょうか。
 最後に、今回の問題を弁証法的に言うならば、まずIR推進という、これを進めれば雇用や、税金など苫小牧市の発展が見込めるという命題(テーゼ)があります。しかしIRに不可分なカジノは家庭破壊や経済疲弊を生み絶対に反対という否定的な命題(アンチテーゼ)が生まれます。そこで私たちはこの問題を解決する、命題(テーゼ)も否定的な命題(アンチテーゼ)も解決する多角的な総合案(ジンテーゼ)として、雇用や税金は苫小牧にメリットがあり、北海道民が入れないことはカジノによる家庭破壊も抑えられる、カジノのプレーヤーにはならないという考え方を提示しました。もしこれがなされるなら、多くのカジノ反対者にも理解いただけるのではないかと思うだけでなく、最終的には鈴木知事も法で決めた国の枠組みだけでなく、北海道として独自にこれだけの規制をかけたのだからという、道民への説明材料になる、今まさにそのことを知事は模索しているのではないかとも考えますが、市理事者のご見解を求めます。

2018決算委員会−8

総括質疑
 各款に渡ることなので総括質疑をさせて貰います。私は今回の決算だけでなく、最近の決算書に流用が多いのではないかと、H15年、H16年と、さらにH7年決算書、これは永年保管のものですが、引っ張り出してきて比較して見ました。
 流用は目内ではできますし、過去からもそれはあります。項内では何目から流用として記されており、項を超えて款内での流用はできません。するとすれば議会での議決が必要です。
 今回の項内で他目からの流用は6件ありました。対してH15、16年は2件。しかもそれは災害対策費であり、そういえば平成15年は平取町や当時の門別町で死人を出した台風被害もあり、その後苫小牧の浜が流木で埋まる被害もありました、また出光の火災を引き起こした地震もありましたので、確かに災害復旧費が予想以上に出たこともやむを得ないと思います。H7年度は3件ですが、その内の1件は交際費の元金と利子との間でのことですから流用ともいえないような内容です。
 本来予算はきちんとした根拠に基づき年度当初に予測されるものは全て記載されなければなりません。今回の決算でIRの項目がないことも問われますが、それはこの際置いておくとして、この予算づくりが「ずさん」といえば言い過ぎかもしれませんが、しっかりとしたものでないから流用が多いのか。それとも何かあっても柔軟にフレキシブルに対応するために流用が多くなっているのか、市の考えをお聞きしたいと思います。(議員が言うことも考えられますが柔軟な対応をしているために流用が多くなったものと思います)
 同じ問いを監査委員にもしたいと思います。(議員言う通り予算策定にあたってはしっかりとした根拠の上予算を策定しなければなりません。その上で柔軟に対応すべき時は柔軟に対処する必要があろうかと思います。)
 私も監査と同じ考えで、しっかりとした思考と根拠によって予算を組み、その上で柔軟に対処すべきは柔軟に対処することを今一度求めて質問を終わります。
  

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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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