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「さくら」通信

苫小牧市議会議員桜井忠のブログ

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代表質問−13

9.教育
①.末広町の校区について
⑴.東小学校の校区見直しお問題ですが、タウンミーティングの中で末広町内会の要望にもなっていますが、校区の見直し、東小学校の建替で目の前に建設される東小学校に通えないということは末広町住民にとっては理解できない問題です。例えば明野中学校もそうですが、しかしあそこには川が流れていて横断できないという諦めがありますが、東小学校の問題はそうではありません。先に防災で質問しましたように、先日の台風21号の時も公園内を通学しますので、倒木が通学路をふさいでしまいましたし、犬に噛まれたこともありました。変質者が出たのも文化公園内です。それら事故等考えても校区を見直すべきです。台風のこともありましたので改めてお聞きいたします。
⑵.さて、先の教育委員会改革で総合教育会議というものが創設されました。市も関わる大きな問題を市長も入って協議する会議ですがそこで議論するべき問題でないのかと思いますがお答えいただきたいと思います。人数のアンバランスは王子町や表町の子供を若草小学校に通学させることによって解消されると思います。そしてその方が36号線という大変交通量の多い道路を通らなくていいので、双方にとってウインウインになると思いますがいかがでしょうか。
②.台風第21号について
⑴.先日の台風21号に関連してお尋ねいたします。大変強い風が朝方まで吹いておりましたが、私は毎日通学路に立っておりますので学校が臨時休校になったのかと市のホームページやyahooでいろいろ検索しましたが、苫小牧の臨時休校が出て来ません。前日のニュースでは大阪周辺が大変な風で停まっている車が転がって行ったり、屋根や足場が、駐輪場そのものまで飛ばされていく、また関空ではタンカーが連絡橋に衝突する、おかげで関空に3,000人以上の方が取り残されるなどの被害状況を放送しておりました。また予想進路でも苫小牧は暴風圏内にあり、当然学校は臨時休校になるものと思われました。なぜ、前日のうちに休校にしなかったのかまずお尋ねいたします。
⑵.朝になって雨風もほとんど止みましたが、被害が予想されますのでいつもより少し早く家を出て、町内を車で一周してみました。駆け足で見た範囲で言えば末広にある労働団体の看板が遠くに飛ばされていたり、個人の庭木が折れていたり、交通安全の黄色い旗が折れていたりの被害がありました。その中で文化公園内の通学路上に大きな木が折れて通学路を塞いでいました。幸いにも公園内ですから道から外れても歩くことはできますが、私は午前7時過ぎに市の公園課に電話して撤去を要請しました。まず確認のためにお聞きいたしますが、都市建設部に文化公園内の大木が倒れて通学路を塞いでいるという通報は私の電話の他には何件、何時ころあったのでしょうか。
 あの風なのでこれくらいの被害はあるだろうと思いますが、そのほかにも公園内では大きな木の倒木が見られました。そうこうしているうちに学校から先生が一人来て大きな枝などの撤去をしていましたが、この時先生になぜ臨時休校にしなかったのかを尋ねたところ、研修か何かあって先生があまりいなかったので決められなかったと言っておりました。これではいつ何時あるかもわからない災害に対して判断をしないという一番悪い結果ではないかと思います。私はこの点は反省すべき点だと思います、市教委の見解を求めます。
⑶.まずは小学生の安全が第一ですから臨時休校にするべきだった事案だと思いますが、百歩譲っても先生総出で学校の点検は勿論のこと通学路の点検を行い、生徒の安全が確保できるという確信が持ててから生徒に通学するように通知するという対応が必要でなかったのかと思いますが如何でしょうか。
 その意味では議員に配られたプレス発表に書いている市教委の対応はニュアンスが異なります。そこには「事前に教員、 PTA、市教委による通学路の安全確認を実施した上で通常登校」と書かれております。しかし、安全確認を実施した上でではなく、「安全確認しているうちに登校してくる児童があった」が正しいと思います。いかがでしょうか。
 今回の質問にあたり都市建設部にお聞きしましたところ、私は7時前後に公園課に電話で公園内の倒木、特に通学路を塞ぐ形で倒れている木の撤去を求めましたが、市の公園課は7時20分に現地確認をしましたが、私以外にそのような情報が入っていないとのことでした。通学路を塞ぐ形であったこの倒木はなぜに学校から公園課に電話をして教えないのだろうか。または市教委でもその件は聞いていないとのことでした。これは学校からの報告という点で問題がないのかお聞きいたします。きっと7時20分に現場に来た職員と話をしたために通報の必要がないと考えたのだと思いますが、私は以前も学校現場であったことが正しく教育委員会に報告されていないということがありましたが、学校は教育委員会に報告するときは正しく報告されていないのではないかと思います。市教育委員会の見解をお尋ねいたします。
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代表質問−12

8.苫小牧駒澤大学について
⑴.苫小牧駒澤大学についてお聞きします。今年の入学者は一桁と大学を維持するギリギリのところ、京都育英会が大学を移嬢されて初年度ですから受け入れるしかない数字といった方がいいのではないかと思います。しかし大学は入学する人が基本ですからこのような数字が来年も続けば破綻に向かっていくことは明らかです。それでは来年は最低何人の入学が必要と考えているのでしょうか。来年度の推薦入学はそろそろ決まっていることと思いますが、どのような状況なのかお聞きいたします。
⑵.苫小牧駒澤大学が学生を引きつける魅力を失くしたので学生が集まらず経営放棄したと私は思います。苫小牧校に進学したいと思わせる京都育英館の特徴、セールスポイントは何があるのでしょうか。(以下時間の関係で質問省略)

代表質問ー11

7.市立病院
①.災害対応について
⑴.市立病院についてまず災害対策のところで聞いても良かったのですが尋ねします。先日の地震の時に長時間停電になりました。それによりまして市立病院と王子病院は救急患者しか受け入れないということになりましたが、そこについて何点かお聞きいたします。誤解を招く言い方かもしれませんが大きな事件事故の場合、行政や、病院も普段シミュレートしていたものを実践として行わなければなりません。多くのものはそれで機能するのですが、そこでうまくできないことや反省点も出てくる。私は市民の生命や身体に及ばない程度の小さな失敗であれば多くは次に反省が残り改善されていくものと思いますので正直に反省をするべきだと思っています。
 長時間の停電となりましたが予備の非常電源で対処したものと思われますが予備電源の基本的な考え方、そうしてどのような実行がなされたのか。および電源をどのくらい使ったのかお尋ねいたします。その時の体制であと何時間くらい診療を続けることができたのでしょうか。
⑵.救急以外の例えば透析患者など、休診にすれば健康状態に悪影響を及ぼす方もいたのではないかと思われますがどのように対処したのでしょうか。
⑶.また同じく人工呼吸器などをつけて在宅で療養している方へのケアはどうしたのでしょうか。予備電源があるとしても、いつ復旧するかわからない停電ですので患者さんやその家族も心細かったと思いますのでお尋ねいたします。
⑷.また、停電中に手術を予定していて延期した人は何人いたのか、その後その手術は無事行われたのかもお聞きいたします。地震によって直接的に亡くなるのではなく、間接的な影響がなかったのかお尋ねいたします。
⑸.さらに投薬について、例えば高血圧の方が薬を求めて来た場合。家にまだ薬があって早めに薬をもらいに来た場合はいいとしても、その日までに飲んでしまい、翌朝飲む薬はやはりどうしてもその日に渡さなければならない。そういう人にはどうしたのか。診療がないからと帰ってしまい翌朝に脳溢血を起こさないとは限りません。投薬の課題は問題なかったか、命の問題ですのでお尋ねいたします。

代表質問ー10

6.ワクチン行政について
⑴.大阪の周辺の町で市が実施している全額公的助成をしている乳幼児予防接種、これはジフテリア、百日咳、破傷風の三種混合(DPT)。麻疹、風疹(MR)。BCG、日本脳炎の定期接種のほか、任意接種のヒブ(インフルエンザb型)。小児用肺炎球菌。ポリオなどがあるがいずれも一定期間に数回接種を要し、委託された医療機関で実施されてきました。委託料は、各市がワクチン流通価格に初診料や6歳未満初診加算、3歳未満栄養指導料、事務費などを積算、医師会と協議しワクチン別に決めています。しかし、この積算方法は1ワクチン単独接種を前提にしたもので、2以上のワクチン同時接種を想定されていません。
 これらの市で同時接種したことによる過剰な支払額は想定ですが人口10万人に対し約4千万円となります。これを単純に苫小牧市に当てはめると6千万円以上の過払いがあったと言うことになりますが、この委託料の積算方法、苫小牧ではどうなっているのでしょうか。そのような過払いがないのかどうかお尋ねいたします。このことによってワクチン接種料を見直しした町もあるようですが、苫小牧市は見直しをする考えはないのでしょうかお尋ねします。

代表質問ー9

5.女性活躍社会について
⑴.女性活躍社会についてお聞きします。内閣府のHPに「市町村女性参画状況見える化マップ」というのがありますが、そこに公表されている全国、全道の数字をもとに質問いたします。
女性管理職22%正確に言うと21.7%は全国平均の14.4%よりは高いのですが、道内の市部では6位。町村も含めると12位です。昨年全国女性大会を開催した街としては1位であって欲しいのですが、まあまあの順位でしょうか。しかし、係長相当職の順位は22.5%で道内市で下から9位とかなり低い。これはうがった見方で申し訳ないが、女性大会開催に向けて女性を積極的に管理職に上げたので、管理職の数はなんとかなったが、係長相当職が少なくなってしまったのでないのか。そんな中で30%目標を定めてもうまく行くのだろうか。女性ならみんな飛び級で管理職になれるというのでは本来の形から外れてしまいます。この係長相当職は4年後どのような数字となっているのか、それも含めて述べていただきたいのですがいかがでしょうか。
⑶.また、女性活躍社会にとって欠かせないのは男性の育児休業取得率ですが、これも道内6位とまあまあな数字です。しかし、道内トップの恵庭市と比べれば6分の1以下ですし、札幌の3分の1強です、まだまだ課題が多い。取得率を上げることができるのでないかと思いますが、市では4年後にこの数字を何%にしようと考えているのかお尋ねいたします。そのためには何をしなければならないと考えているのでしょうか。
⑷.以上述べたことは市役所で働く人のことであり、ある種内向きの議論です。苫小牧市の審議会委員への女性登用ですが、全国平均の28%より若干いい29.7%です。こういう数字こそ目標値を上げて審議会委員への女性参画を図って行くべきと思いますが、市の考えと目標値をお聞かせください。
 私は今いろいろ聞きましたが、苫小牧市のように、ただ女性管理職の数字だけが良くなったとしても係長相当職が少ないのではダメで、全体的な数値が底上げしていくことが大切だと思いますがいかがでしょうか。

代表質問ー8

4.少子化対策について
⑴.まず、少子化対策が抱える課題とその対策について基本的な問題意識をお聞きします。
⑵.質問通告した後、新聞で一部見直しがされると書いてありましたが、今春の診療報酬の改定で妊婦加算という新たな制度が始まったことを私は勉強不足で知りませんでした。これは自己負担3割の場合で初診で230円、再診で110円増え、さらに時間外や深夜は増額されます。この改定で苫小牧市内では妊婦さんが支払わなければならない新たな負担はいくらぐらいなのか、まずお尋ねします。
 妊婦さんの場合はお腹の子供に万が一があったら困るので普段病院へ行かないくらいの軽い怪我や病気でも、慎重を期して病院へ行くことがあります。しかしその度にこの妊婦加算をされると、私は少子化対策をしなければならない中、何か逆行していると思いますが、市としてはどのように考えているのでしょうか、国の制度といえども市も関係ないとは言えませんのでお答えください。
 確かに病院の先生も普通の患者より妊婦さんには特に気をつけて投薬も変えるのかもしれませんが、少子化を解消する政策のためには行政側が負担するなどできないのでしょうか。
⑶.鷹栖町など少子化で成功している町がありますが、同じように思い切った対策は取れないのでしょうか。市政方針に給食費の負担軽減とありますが、この程度では人口減少を抑える政策とは言えないのではないかと思います。町の規模が違うのでできないのでしょうかお答えください。

代表質問ー7

3. IRについて
⑴.次にIRについてお尋ねします。市長は高齢者対策費用のために収入増を図る、だからIRを進めるんだとしていたが、IRでどのくらい増収となるのでしょうか。IR以外で収入増は考えられないのか見通しをお答えください。
⑵.市長選は無投票になりました。しかしそれを持って市長の政策が市民に全て認められたとするわけにはいかないと思います。市長選と一緒に行われた市議補選ではカジノ反対を表明していた候補と市民投票を求めた候補が当選し、基礎票では多かったはずの保守系候補が落選しました。保守系候補は岩倉市長が説得したと巷間言われ、一貫して安定した岩倉体制を支えるために自分が当選しなければならないと訴えていました。それはある意味、岩倉市長が積極的に誘致を表明しているIR、カジノを含む統合リゾートですが、わかりやすく言うと、市民にはカジノ賛成と映り票が離れたのではないか。つまり、あの選挙結果はカジノに賛成できないという市民の声がハッキリと示されたものと感じました。私は選挙結果をそう総括しておりますが市長はどのように選挙結果を見ているのでしょうか。
⑶.私も西野議員と同じように市民に直接賛否を求めるよう質問を考えておりました。しかし質問がありましたので致しませんが、私も投票するべきだと思います。市長答弁を聞いていたら、住民投票したら負けるからやらないというのなら民主主義の根幹に関わる問題です。
⑷.因みにIRで市長はパチンコに規制がなかったがカジノは対策が取られて良くなるという趣旨のことを言われますが、それは論理のすり替えだと思います。例えば以前言われていたように日本人は入れないと言うのならまだしも、高額の入場料を取ってもカジノにハマる人はハマります。それは一定数字の依存症が出る事は貧乏人も高所得者も変わりません。しかし、裕福な高額所得者が破綻した時、影響は大きくなります。つまり社長が倒産すれば会社も行き詰まり社員は露頭に迷い、及ぼす影響は大変大きなものになります。違いますか?ですから依存症になった人の対策を考えるより、依存症を出さない事、それはカジノを認めないことではないでしょうか、市長の見解をお聞きいたします。ちなみにお聞きいたしますがカジノの還元率はどのくらいでしょうか。宝くじは約45%、サッカーくじは50%、公営ギャンブルは75%、パチンコは85%です。また、カジノの営業時間はどのようになっているのでしょうか。私が以前聞いたカジノは24H休みなく営業していましたがいかがでしょうか。
⑸.依存症対策にどのくらいのお金が必要と考えているのでしょうか。そのうち市が負担するのはどのくらいになるのかお答えください。また、インフラ整備について何にどのくらいお金がかかるのか、そのうち市が負担するのはどのくらいなのでしょうかお答えください。IRによる収入から地元の市が負担する金額を差し引き年間どのくらいの増収が見込めるのかお尋ねいたします。
⑹.市長が以前「質の高い雇用」と言っていました。でも私はIRの一般の社員は自宅をほとんど千歳市内、もしくは札幌に持つ者が多いのではないかと思います。なぜなら賑やかな札幌に近いだけでなく、交通の便も快速エアポートが頻繁に走っており、また東京に出るのも楽に行けます。子供の教育に関しても大学も札幌周辺なら自宅から通えます。そして勤務地であるIRに通うのも苫小牧市内、中でも近い沼ノ端地区と比べてもはるかに近いわけです。例えば独身寮を沼ノ端に建設するなどはできると思いますが、家族持ちの働き盛りの者は千歳に住む者が多い、そうは考えられないでしょうか。そうでないと言うならその根拠は何でしょうか。ちなみに働く人の何%が苫小牧に住むと考えているのでしょうか。大まかな数字でも構いませんのでお答えください。
⑺.私は終始一貫して言ってきているのは日高の基幹産業である軽種馬生産農家が立ちいかなくなるのではないかという点に明確な答えはありません。かつては血統の墓場とまで言われた日本の競走馬生産者も世界に伍して戦えるところまでやってきました。そこにチャレンジし続けてきたのが苫小牧市のノーザンファームなど社台ファーム系列の牧場でした。ですから苫小牧の牧場はカジノが来ても大丈夫だと思います。しかし、ほとんどの日高の中小の牧場、父ちゃん母ちゃん、それに従業員を一人か二人雇っているような中小の牧場が実は日高にたくさんある。そこは馬を中央競馬に買われていくのは珍しく、多くは地方競馬に供出します。その地方競馬はどこも赤字ギリギリで、補助金を入れてなんとかやっているというような状況です。そこにカジノができ、お金も流れていくと、途端に破綻するところが出てくるのは必定と思われます。地方の馬主の中にはカジノに興味が移って馬を買うのをやめてしまう人もいるでしょう。
 勿論苫小牧にできなくとも横浜や大阪にできれば同じことが言えると思いますが、少なくとも苫小牧は地理的・歴史的に日高とは深い縁で結ばれており、苫小牧市には日高出身者も多く生活しております。以前道にこの質問をした時にはこれからの設計の中に競馬を組み込むことなども考えられるという回答がありました。しからば今回各事業者から提案を受けた中にこの競馬がどう扱われているのかいないのか、日高の軽種馬産業も共存できるという青写真を持っているのかお尋ねいします。

代表質問ー6

③ .市内乗合バス
⑴.市内バスについてお聞きします。9月議会で尋ねる予定でしたが、今年がダメでも来年に実施していただきたいのであえて質問します。通告を出した後で首藤議員が以前同じことを聞いたことを知りましたが、関係各方面と話し合うという答弁だったようですので、その結果をお尋ねします。私は市民が喜び、飲食店にも効果があるのは年末の臨時深夜巡回バスを運行することだと思います。例えば金、土曜日の週2日間2台のバスで東方面行きと西方面行きを夜の10時、11時、12時、1時と運行します。忘年会などで酔って乗る方も多いと思いますので運転手の他に車掌を乗せて降りるバス停を事前に聞く。車内で寝込んでしまい乗り過ごしを回避するためです。ですから運賃は普通運賃の倍、500円位でもいいと思います。
 忘年会に誘われても帰りにタクシーで帰ると沼ノ端や錦岡だと片道4,000円もかかるので、欠席にする。でも500円で家に帰れるなら出席してみようかしらという人が増え、飲食店も賑わいます。タクシーもフル稼働で実質、客を断っていますのでそうダメージにならない。客も店もタクシーも皆ウインウインの関係になります。ただバスは認可制ですので、普通運賃と違う特別な設定ができるかどうか、臨時深夜巡回バスの可能性はいかがなのかお答えください。1日にバス2台運行する、1ヶ月に8日として延べ16台の運行、1台に10万円運賃外で助成したとしても160万円の支出にしかなりません。ご検討いただけないでしょうか。

代表質問ー5

② .苫小牧港について
⑴.苫小牧港に関して質問します。クルーズ船の誘致場所が東港にする考えがありますが、それでは苫小牧への経済効果が見えません。誘客も高規格道路に乗って白老や札幌、近くても千歳のレラに行ってしまいます。ですから東港に誘致をするより、5万トンクラスの船を西港へたくさん誘致することに戦略を変えてはどうでしょうか。混雑する西港ですが、貨物と違いクルーズは観光客ですから停泊場所によって苫小牧をスルーしてしまう、東港ではスルーされる可能性が高くなると思いますのでいかがでしょうか。
⑵.クルーズ船は残念ながら大型船を誘致する事はできないということが以前の質問で明らかですが、そもそも誘致の目標値を持って営業しているのか、持っているとしたら来年、再来年の目標値はいくらなのかお答えください。
⑶.北極海航路についてお尋ねいたしますが、試験的運行で夏季間には運行できるという結果だと思いますが、この成功は私のように専門外の人間にも距離のメリットははっきりしています。そこで実際運行するとして何を輸出、または輸入するのか。その目処は立っているのかお答えください。市の北極海航路に対する考え方をお聞きいたします。
⑷.フェリーについて、室蘭〜宮古航路を運行するようになりましたが就航したもののどうも芳しくない、そこで秋からダイヤを改正して宮古の他に八戸に泊まって室蘭に行くというようにルートを変更しました。この事による苫小牧港の荷物等の影響は如何なものか。以前の実績と宮古航路ができてから、さらには八戸に泊まるようになってから貨物の実績に変化はあるのかどうかお答えください。また東北の湾岸道路が整備された場合、その数字はどう変わっていくと考えているのかお答えください。室蘭宮古フェリーに対する市の見解をお聞きいたします。
⑸.さて、災害に強いまちづくりで聞いても良かったのですが今回の地震に対して苫小牧港は大活躍しました。航空機も電車も止まった中で苫小牧の港は大きなダメージはなく、旅客の運送にはフェリーしかないという状況になりました。また被災地に支援物資の運搬や、自衛隊の支援拠点としても活用されました。このことに対する市長の認識をお聞きいたします。
⑹.以前は「災害は忘れた頃にやってくる」と言われていました。しかし最近は「災害は忘れる前にやってくる」ようになりました。日本国中で大災害として避難所生活をしなければならないようなことは数年に1度あるかないかというような感覚だったのですが、どうも昨今は1年に1、2度あるかないかというように頻繁になりました。話は変わりますが以前出光のタンクが燃えた時、日本全国から自衛隊が夜間あっという間に化学消化剤を集めてくれて、当時日本ではまだ認められていなかった大容量放射砲で火災を鎮圧したということがありました。その時に思ったのですが、日本全国からあっという間に化学消化剤を集めるということは、何かあった時、苫小牧からもあっという間にその物資を届けることができる。それこそ市長の言う苫小牧の誇るダブルポートで、緊急性の高いものは空路で、大きなものや、翌日で良いようなものは海路で届けることができます。ですからこんなにも全国各地で災害があるならばダブルポートの強みを持った災害備蓄基地を苫東に誘致してみてはどうだろうか。
土地は広大にあり、全国レベルで見るとそれほど値段は高くない、そこに例えばプレハブ100棟、トレーラハウス100棟、仮設トイレや炊き出し道具、毛布や寝袋、薬品や備蓄米やレトルト食品、支援のために必要な工具類、通信機器も一定量置く国家的な備蓄基地を苫東に置くことを国に提案してみてはどうかと思いますが、市長の考え方をお聞きいたします。

代表質問ー4

2.苫小牧の運輸行政
① .新千歳空港について
⑴.新千歳空港についてお聞きします。新千歳空港の民間委託について現在の進展状況、及び今後の見通しはどうなるのでしょうか。
⑵.私が1999年に質問した新千歳空港の民営化の論拠は当時の離発着料250億円の約半分が粗利となり第7次空港整備計画に従って国へ吸い上げられ、関空やセントレアの建設費となっている。なぜにこれほどの粗利が出るのかと言うと空港建設費が関空1兆4千億円に対して新千歳は800億円と桁違いに安い空港です。そこで空港整備事業から切り離し民間活力を利用して運営をすれば離発着料金を大幅に下げることができる。そうなれば世界中から飛行機が飛んでくる、特にLCCは安さが売りなのだから新千歳に飛んで来ます。そうなれば離発着料は当然のこと免税店や土産物店、レストランなど飲食店が繁盛してくる。つまり民間委託の大きな利点は離発着料の大幅見直しと連動しているのですが、そのように離発着料が見直される改革になるのでしょうか。
⑶.インバウンドを増やそうという道の考えに大きな壁になっているのが防衛省です。もともと防衛の空港ですから管制も防衛が行なっており、離発着する飛行機にも共産圏の国の飛行機に対する規制として日中の平日に離発着が限られており、インバウンドを増やす政策の障壁になっています。空港を24時間化し土曜日曜夜間いつでも飛べるようにするために、防衛省へ申し入れを行っていますが、それらはどのような感触であり、今後どのように展開していくのでしょうか。
⑷.国際線ターミナル拡張工事が終わった場合、国際線利用客のキャパシティーはどうなるのか。インバウンドを増やす政策によって新国際線ターミナルはいつまでもつのでしょうか?
⑸.これは現段階では千歳市もOKしない夢物語かも知れませんが、新千歳空港の大きな発展を考える時、国際線の拡大や国内線の混雑緩和、深夜休日便の充実は防衛との関係がありなかなか難しい。しかし今後新千歳を充実させるためにはハブ空港化することを考えるべきだと思います。そうなるとこちらから将来第2空団を移転できる先を提示してみてはどうかと思います。その2空団の移転場所として広い滑走路を作れる土地は苫東以外ないと思うのですが市の考えは如何でしょうか。
  

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プロフィール

HN:
桜井忠
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/02/03
職業:
苫小牧市議会議員
趣味:
書道
自己紹介:
大東文化大学経済学部卒
職歴 苫小牧市議(4期)、前苫小牧市長、元代議士秘書
室蘭市出身

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